イベントレポート

【東京モーターショー 2019】70台近くのモビリティが展示される無料エリア「OPEN ROAD」

電動キックボードやパーソナルモビリティで有明エリア~青海エリアを移動するのもあり

2019年10月23日 開幕

2019年10月25日 プレビューデー

2019年10月25日~11月4日 一般公開日

有明エリアと青海エリアをつなぐ「OPEN ROAD」。青海側の入口に設置されたゲート

 10月23日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第46回東京モーターショー2019」が開幕した。10月25日はプレビューデー、10月25日~11月4日が一般公開日となる。

 今回の東京モーターショーは従来の東京ビッグサイトだけではなく、4月にオープンした青海展示棟やパレットタウンにあるMEGA WEBでの展示と会場を大幅に拡大している。青海展示棟やMEGA WEBがある「青海エリア」と東京ビッグサイトがある「有明エリア」は、りんかい線(東京臨海高速鉄道)やゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)で1駅ほど離れているが、それを結ぶ大動脈となるのが約1.5kmの無料エリアである「OPEN ROAD」だ。

 70台近くのさまざまな種類のモビリティがOPEN ROADにずらりと展示され、誰でも無料で見ることができるのもうれしい。また、東京モーターショーの入場券があれば、子供向けカート体験、超小型モビリティ(要予約)や電動キックボード(先着順)の試乗も可能だ。有明エリアと青海エリアを往復する無料シャトルバスもあるが、混雑しているならOPEN ROADをのんびりと展示車両を見ながら移動するのもいいだろう。電動キックボードとパーソナルモビリティは、OPEN ROADの両端で貸し出しと返却を行なっているので、両エリアを移動する「足」としても使える。

「OPEN ROAD」は、東京モーターショーの入場券がなくてもキッチンカーで食べ歩きしながら、展示車両を見たり写真を撮ったりできる。入場券があれば、子供向けカート体験やさまざまなモビリティの試乗もできる。今年の東京モーターショーで、そんな新しい楽しみ方を見つけてみよう。

ゲートの中や前には、さまざまなモビリティが展示されている
ゲートを抜けた広場にはグルメキングダムのキッチンカーやキャンピングカーが並ぶ

試乗体験

電動キックボード試乗体験

 モーター内蔵で自走する電動キックボードは、海外でも移動の「足」としてブレイク中。そんな電動キックボードの試乗体験プログラム。約1.5kmに渡る「OPEN ROAD」を電動キックボードに乗って移動できる。

【体験の条件】
年齢13歳以上/身長120cm以上/体重100kg以下
東京モーターショー2019への入場券が必要

パーソナルモビリティ試乗体験

 次世代の移動支援型モビリティとして期待されるパーソナルモビリティによる試乗体験プログラム。立ち乗りタイプや車いす連結タイプなど、乗り方別に4種類のモビリティが用意される。

【体験の条件】
モビリティごとに条件が異なる
東京モーターショー2019への入場券が必要

超小型モビリティ試乗体験

 コンパクトで環境性能にも優れた各社の超小型モビリティを試乗体験できる。体験所要時間は約25分間で、青海エリアと有明エリアの移動には使用できない。

【体験の条件】
モビリティごとに条件が異なる
東京モーターショー2019への入場券が必要

【超小型モビリティ試乗予約ページ】
https://www.tokyo-motorshow.com/test_ride/index.html#miniature_mobility
※予約は試乗時間の2時間前より受け付け

子供向けカート体験

 土日限定で子どもが楽しめるカート体験が開催される。実際のハンドルを握り、アクセルを踏む感覚を肌で体感できるプログラムとなっている。

ヤマハ:【開催日時】10月26日(土)~27日(日) 11:00~13:30
・小学生、身長120cm~145cm対象
・参加には保護者の方の同伴が必要
・東京モーターショー2019への入場券が必要

スバル:【開催日時】11月2日(土)~4日(月・休) 11:00~13:30

・小学生、身長110cm~140cm対象
・参加には保護者の方の同伴が必要
・東京モーターショー2019への入場券が必要

青海エリアの体験受付
電動キックボードが並ぶ
試乗車両一覧。それぞれ条件が記載される
有明エリアの体験受付
青海エリアと有明エリアの移動にも使える
試乗車両はかなりの台数が用意されるとのことだが混雑も予想される
超小型モビリティの試乗車両
車両サイズからは想像もできない運転の楽しさを体験できる
試乗コースをグルッと1周。約25分間の試乗ができる

展示

 普段なかなか出会うことがないレアなモビリティをはじめ、スーパーカーやカスタマイズカー、キャンピングカーなど、入場券がなくても誰でも無料で展示を見ることができる。総勢70台近くのさまざまな種類のモビリティが、約1.5kmの「OPEN ROAD」に並ぶ。

二輪車エリア
「ホンダ スーパーカブ」カブレース用のスペシャルカラー
「ホンダ スーパーカブ」カブレース用のスペシャルカラー
「スズキ KATANA」
「スズキ GSX250R」
「スズキ Vストローム250 ABS」
「ヤマハ NIKEN」
「ヤマハ SR400」
スーパーカーエリア
「アストンマーティン V8 ヴァンテージ ロードスター」
「アストンマーティン V8 ヴァンテージ」
「マセラティ グランカブリオ Miracolare」
「フェラーリ カリフォルニア」
「フェラーリ 458 スパイダー」
「ポルシェ ケイマン S」
「日産 GTR」
東京オートサロン展示車エリア
トヨタ東京自動車大学校によるカスタムカー「Vitz amore」
NATS(日本自動車大学校)によるカスタムカー「NATS RX-STACE」
ハイエース200系をベースにした「Renoca coast lines by FLEX」
Modulo Xシリーズ第6弾「VEZEL TOURING Modulo X Honda SENSING」
「トヨタ MIRAI」
「DAMD little G.」
「TEAM TOYO TIRES DRIFT 180SX」
「RE雨宮 K&N RX-7 4Rotor」
痛車エリア
「ヤマハ YZF-R25」アズールレーンのモチーフキャラクター専用の車両(暁モデル)
「ヤマハ YZF-R25」アズールレーンのモチーフキャラクター専用の車両(エセックスモデル)
「ヤマハ YZF-R25」アズールレーンのモチーフキャラクター専用の車両(ジャマイカモデル)
痛車天国「フェラーリ 458スパイダー」
痛車天国「ダッジ チャレンジャー」
痛車天国「スバル WRX S4」
痛車天国「マツダ RX-7」
痛車天国「ホンダ シビックTYPE R」
カスタムカー・レアカー・商用車エリア
災害時の食事提供に活用できるキッチンカー「MAZDA CX-8」
2020年初頭導入予定の純正トレーラーヒッチを装着する「MAZDA CX-5」
大型キャンピングカーをけん引する「MAZDA CX-8」
愛犬とのドライブを快適にする用品装着仕様の「MAZDA RX-8」
トヨタ ランドクルーザー200をベースとし、ダカールラリー2019市販車部門で6連覇を達成した「350号車」のレプリカ
ホンダの軽自動車「N-ONE」によるナンバー付ワンメイクレースモデル
「ハイゼットトラックジャンボ」とカリフォルニア工務店のコラボモデル
「SUBARU BRZ CG ROBOT RACING #89」
「SUBARU BRZ CG ROBOT RACING #88」
カスタマイズブランドD-SPORT「コペン エクスプレイ」
「ホンダ N-VAN 似顔絵アートスタンド」
災害時の悪路で活躍できる救援車両をイメージした「Canter ATHENA」
普通免許で乗れる3輪バイク「Can-Am Ryker 900」
初音ミクとコラボした「ダイハツ ムーヴキャンパス」
「日産 リーフG パトカー仕様」
「Can-Am Ryker Rally Edition」
恋愛バラエティ「あいのり」で活躍した「ラブワゴン」(トヨタ ステーションワゴン)
ホンダの軽自動車「N-ONE」によるナンバー付ワンメイクレースモデル
ラグビーニュージーランド代表「ALL BLACKS」に提供しているサポートカー「三菱 デリカD:5」
ラグビーニュージーランド代表「ALL BLACKS」に提供しているサポートカー「三菱 アウトランダーPHEV」
「日野 コンテッサ」
オフロードビーグル「ヤマハ YXZ1000R SS SE」
マリンジェット「ヤマハ MJ-FX Cruiser SVHO」
スノーモービル「ヤマハ SRViper R-TX LE」
「日産 GT-R ボルトスペシャル」

政木 桂