イベントレポート 東京オートサロン 2024
「アルファード」に乗っていたという篠原ともえさんをゲストに迎え、これからのモデリスタの目指す未来を紹介
2024年1月13日 07:42
- 2024年1月12日~14日 開催
モデリスタは、1月12日~14日に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されている東京オートサロン 2024に出展。トヨタ自動車「アルファード」「ヴェルファイア」のモデリスタパーツ装着車を展示している。
また、開幕日の12日にはプレスカンファレンスが行なわれ、トヨタカスタマイジング&ディベロップメント 営業企画本部 用品企画部 部長 濱井哲也氏がプレゼンテーションを行なうとともに、スペシャルゲストとしてデザイナー/アーティストの篠原ともえさんが登場した。
濱井氏のプレゼンでは、モデリスタはトヨタ車/レクサス車向けカスタマイズパーツを中心に商品展開をしており、2023年からは自動車向けのパーツだけでなく各関係会社とのコラボレーションにより、腕時計のデザインやクルーザーのデザインを手掛けるなど、幅広い領域での展開を開始していると事業を紹介。「アメリカ、中国、アジアなど、日本を飛び出してわれわれモデリスタの商品で世界のカーライフを愛するお客さまにも同様に自分らしさを楽しんでいただきたいと考えています」と述べた。
ブースに展示されているアルファードとヴェルファイアのモデリスタパーツ装着車については、アルファードは一体感のあるデザインと上質感のあるモデリスタらしさにより、ベースモデルの魅力をより際立たせるようなデザインでトータルコーディネートしたとし、ヴェルファイアはよりたけだけしく、精悍なプロポーションを追求したデザインとしたと紹介。アルファードはアルファードらしさを、ヴェルファイアはヴェルファイアらしさをより強調し、際出せることで洗練された個性を表現しているとした。
濱井氏は今後のモデリスタについても触れ、「トヨタ自動車さまからリリースされるレクサス/トヨタ車両のデザインは常に変化を続けています。われわれモデリスタもこれからの変化に遅れることなく、多様化が進む皆さまのライフスタイルに、より個性ある自分らしさを追求してほしいという願いから、ブランドの進化(深化)を考えています。深化していくための具体的な取り組みとしては、機能という領域にもこだわっていきたいと思っています」と述べ、モデリスタ商品に空力技術を今後付与していくと表明。さらに、モデリスタが持つ技術や知見を生かし、肌触りや香り、音といった“五感に響く機能価値”を商品に付与させ、2025年を目標に関連する商品を社内や関係会社の力を借りてリリースできるように邁進していくとした。
濱井氏とともに登場した篠原さんは、以前アルファードに乗っていたと話し、「アルファードのフロントグリルにひと目ぼれをしました。私はファッションでもそうなのですが、どのパーツと目を合わせていたいかというのをポイントにして、クルマ選びをしています。グリルと目を合わせていたい、見つめていたいというチャームポイントだと思って、アルファードを選んだ経緯があります」とアルファードとの関係を語った。
また、ヴェルファイアについては「勇敢でクールな印象だと思います。クルマは乗る楽しさももちろんありますが、美しいプロダクトとしてめでる楽しさもあると思うんですね。なので、私はどんなアングルで撮ったらかっこいいかなっていうのをそばで眺めながら感じていました」と印象を述べた。
加えて、「ファッションも着心地だったり肌触りだったりはすごく大事なポイント」と、モデリスタの目指す“五感に響く機能価値”とファッションに共通点があると話すとともに、これからチャレンジをしていこうというモデリスタの話を聞いて「勇気をもらいました! チャレンジってチャレンジを呼ぶと思います。モデリスタさんも新しいことに挑戦しているということを聞いて、私も新しい衣装を作ってみようとか、新しいことにチャレンジしてみようというふうに感じました。皆さんもこのブースに入ることで、モデリスタのエナジーを感じることができると思いますので、1人でも多くの皆さんに足を運んでいただきたいと思っております」と、ブースへの来場を呼びかけた。