ニュース

伊ランボルギーニ、2016年上半期の販売台数が2000台を突破。史上最高を記録

スパイダーや後輪駆動モデルも展開する「ウラカン」シリーズがけん引

2016年上半期(1月~6月)の販売台数をけん引した「ウラカン」シリーズ
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEO

 アウトモビリ・ランボルギーニは7月6日(現地時間)、2016年上半期(1月~6月)の販売台数が同社史上初の2013台を達成したと発表した。また、6月の販売台数についても史上最高の416台を記録したことが報告されている。

 ランボルギーニは世界50カ国で135店舗の販売代理店を展開しており、2016年上半期における全世界の販売台数が前年同時期から7%増の2013台を記録。売上構成比はEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、アメリカ、アジア太平洋がそれぞれ約1/3を占めた。

 販売台数をけん引したのはスパイダーや後輪駆動モデルも展開する「ウラカン」シリーズで、1370台を記録。市場導入後24カ月間におけるウラカンの売上は、先代モデルとなる「ガヤルド」と比べ87%増加した。また、「アヴェンタドール」も643台を販売しており、市場導入後58カ月間における売上は「ムルシエラゴ」より127%増加したという。

 今回の躍進について、アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは「スパイダーおよび後輪駆動バージョンをはじめとするウラカンファミリーの拡大が功を奏し、2016年上半期には記録的な売上を達成しました。ウラカンのみならずアヴェンタドールの受注状況も好調を維持しており、前年度に引き続き本年度も売上記録の更新を目指します」とコメントを発表している。

 なお、同社は第3のモデルとなるスーパースポーツSUV「URUS(ウルス)」の製造を2018年に開始することを決定しており、ブランドのさらなる成長を目指して2016年から工場拡張に向けた建設プログラムをスタートさせている。

スーパースポーツSUV「URUS(ウルス)」の製造を2018年に開始