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スバル、「WRX S4 tS コンセプト」をSUPER GT 鈴鹿1000kmの会場で初公開

2016年8月27日 公開

 スバル(富士重工業)は8月27日~28日、SUPER GT 第6戦「2016 AUTOBACS SUPER GT Round6 第45回 インターナショナル SUZUKA1000km」が開催された鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で「WRX S4 tSコンセプト」を初公開した。

SUPER GT 第6戦が行なわれた鈴鹿サーキット内 スバルブース

 グランドスタンド前 GPスクエアに設置されたスバルブースで展示された青いボディのWRX S4 tS コンセプトは、STIが長年手がけてきた「tSシリーズ」の最新版となるモデル。エアロパーツや19インチホイールをはじめ、内外装は2015年末に発売されて人気を博した「WRX STI S207」のイメージに近く、装着するレカロシートなどもS207と同一品だという。また、アクティブ・トルク・ベクタリングもS207と同じように4輪を制御するもので、CVTクーラーも装着している。

 展示車両はまだコンセプトモデルという位置付けだが、その完成度は極めて高い。STIが放つアイサイトを備えた2ペダルのスポーティモデルであるWRX S4 tSの詳細は正式発表を待ちたい。

従来のtSシリーズ同様にエンジンはノーマル。エンジンルームには「STI フレキシブルタワーバー」などを備える
2015年に発売された「S207」同様のパーツが装備されるが、リアスポイラーの翼端板にあるロゴなどが異なっている
ブレンボ製ブレーキはフロントのみに装着
この部分にCVTクーラーが装備されている
WRX S4 tS コンセプトのインテリア
アイサイト ver.3を備える