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パナソニック、ブルーレイ再生対応の7V型ストラーダ「CN-RX03WD」など6機種

AAC対応BluetoothオーディオやワイドFM対応などで高音質化も追求

2016年10月中旬 発売

オープンプライス

CN-RX03WD

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、SDカーナビ「ストラーダ」シリーズの新製品「CN-RX03WD」「CN-RX03D」「CN-RA03WD」「CN-RA03D」「CN-RE03WD」「CN-RE03D」の6機種を10月下旬に発売する。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格はCN-RX03WDとCN-RX03Dが12万円前後、CN-RA03WDとCN-RA03Dが9万円前後、CN-RE03WDとCN-RE03Dが8万円前後。

品番パネルサイズブルーレイディスクプレーヤー店頭予想価格
CN-RX03WD200mmワイド搭載120,000円前後
CN-RX03D180mm搭載120,000円前後
CN-RA03WD200mmワイド非搭載90,000円前後
CN-RA03D180mm非搭載90,000円前後
CN-RE03WD200mmワイド非搭載80,000円前後
CN-RE03D180mm非搭載80,000円前後

 CN-RX03WDとCN-RX03Dでは、従来型からブルーレイディスクプレーヤーの搭載、新交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した渋滞回避ルート探索・案内を行なう「スイテルート案内」、3年間に1回の全地図無料更新といったカーナビとしての基本性能を継承しつつ、AVナビとしての音響性能を強化した。

 従来型の48kHzから処理能力を192kHzに向上させた「高速演算DSP」のほか、「電源用高音質電解コンデンサ」「電子ボリューム」などのこだわりの音響パーツを採用しており、高速演算DSPによって最大192kHzで記録されたブルーレイフォーマットの音声をダウンコンバートすることなく高音質で再生できるほか、DVDや地デジ放送などの音源も192kHz/24bitでサンプリングして高音質での再生も可能にする。また、電源用高音質電解コンデンサは広がりのある臨場感豊かなサウンド再生を実現する。AVソースでは高音質ブルーレイオーディオ、AAC対応Bluetoothオーディオ、ワイドFMなどに対応し、新しく登場してきている音源が扱えるようになった。

 このほかに使い勝手では、音声認識機能を使った対話式検索を採用。「クラウド型検索データベース」「音声認識データベース」を活用してオペレーターに話しかけるような言葉での検索を可能として、画面操作が不要になって運転中でも目的地の検索や設定ができるようになる。また、スマートフォンをリモコンとして使えるスマホアプリ「CarAV remote」に対応。後席などに座っている人が手持ちのスマホでナビを操作できる。

CN-RX03WD(左)とCN-RX03D(右)はブルーレイディスクの再生に対応

 ストラーダシリーズのスタンダードモデルに位置付けられるCN-RA03WD、CN-RA03D、CN-RE03WD、CN-RE03Dはブルーレイディスクには対応しないものの、「スイテルート案内」やAAC対応Bluetoothオーディオ、ワイドFM、スマホアプリ「CarAV remote」などに対応。さらにAVナビとしての機能では、CDの楽曲をSDメモリーカード(別売り)に最大8倍速で保存する高速録音も可能となっており、録音後にはCDを入れたり差し替えたりせず音楽が楽しめるようになる。また、CN-RA03WDとCN-RA03Dは3年間に1回の全地図無料更新が製品に含まれる。

CN-RA03WD
CN-RA03D
CN-RE03WD
CN-RE03D