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パナソニック、ブルーレイディスクプレーヤー内蔵モデルをラインアップするSDカーナビ「ストラーダ 美優Navi(ビ・ユーナビ)」4機種
「CN-RX01WD」「CN-RX01D」はブルーレイディスクプレーヤーとHDMI出力端子を装備
(2014/9/9 13:28)
- 2014年11月中旬発売
- オープンプライス
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は9月8日、市販カーナビ初となるブルーレイディスクプレーヤー内蔵のSDカーナビ「ストラーダ 美優Navi(ビ・ユーナビ)」4機種を発表した。価格はすべてオープンプライスで、発売は11月中旬を予定している。
品番 | パネルサイズ | ブルーレイディスクプレーヤー | 店頭予想価格 |
---|---|---|---|
CN-RX01WD | 200mmワイド | あり | 180,000円前後 |
CN-RX01D | 180mm | あり | 180,000円前後 |
CN-RS01WD | 200mmワイド | なし | 110,000円前後 |
CN-RS01D | 180mm | なし | 110,000円前後 |
ストラーダ 美優Naviシリーズは、「CN-RX01WD」「CN-RX01D」「CN-RS01WD」「CN-RS01D」の4機種をラインアップ。RX型番のCN-RX01WD、CN-RX01DがブルーレイディスクプレーヤーとHDMI出力端子を装備する上位モデルとなり、RS型番のCN-RS01WD、CN-RS01DがDVDドライブモデルとなる。それぞれ、180mm横幅のいわゆる2DINモデルと、トヨタ車・ダイハツ車での採用が多い200mmワイドモデルを用意。いずれもモニターサイズは7V型のWVGA(800×480ドット)で、200mmワイドモデルはスイッチ類がモニター下部から右側へと移設されるとともに大型化し、使いやすくなっている。なお、RX型番のCN-RX01WD、CN-RX01Dは静電容量式のタッチ式パネル、RS型番のCN-RS01WD、CN-RS01Dは抵抗感圧式のタッチパネルとなる。
CN-RX01WD、CN-RX01D
市販カーナビとして初めてCN-RX01WD、CN-RX01Dに搭載されたブルーレイディスクプレーヤーは、自社開発の耐振・耐熱性に優れた車載用光ピックアップを使用した薄型メカニズムを採用。ハイビジョン動画は、BD(BD-R、BD-RE)に記録されたBDMV、BDAVフォーマット、およびDVD-R/RWに記録されたAVCREC、AVCHDフォーマット再生に対応。最大8倍速のCDリッピング機能を持つ。
HDMI入力端子を1系統、HDMI出力端子(19ピンtypeA端子)を1系統装備し、HDMI出力端子の出力信号は、映像信号で480i/480p/1080i/720p/1080p(60p/50 p)、音声信号でリニアPCM/Bitstreemとなる。
同社ではオプションのHDMI入力端子装備の後席用カメラ付きリアモニター(CA-RMC900D・2014年冬発売予定)を接続して、高画質リアエンタテインメントを実現するとことを提案しており、このリアモニターに搭載するカメラ機能を使えば、ドライブ中に後席のチャイルドシートの幼児やペットの見守りも可能となる。
CN-RX01WD、CN-RX01D、CN-RS01WD、CN-RS01D
地図やナビゲーションデータは16GBのSDHCカードに収録、地図は高速道路は2014年4月締め、一般道は2月締めとなっているものの、圏央道 相模原愛川IC(インターチェンジ)~高尾山IC間、舞鶴若狭道 小浜IC~敦賀JCT(ジャンクション)間の開通は反映されている。舞若道に関しては高速道路料金が反映されていないため、その後の差分更新で対応するとのこと。
その差分更新だが、発売から3年間の差分更新(全18回)が無料。全地図更新も3年間で1回無料となっており、2014年11月の発売後、2016年度版(データ公開は2015年秋~冬予定)、2017年度版(データ公開は2016年秋~冬予定)のデータダウンロードが対象となる。
ルート案内においては、従来同様細かなチューニングが可能なストラーダチューンを装備。本シリーズからは、交通法違反防止や注意喚起を目的として規制標識や警戒標識を画面に大きく表示するとともに音声で案内する安心運転サポート機能を装備。表示は、常時/案内中/しないの3段階に設定でき、別途オプションで用意されているフロントインフォディスプレイ(CY-DF100D)への表示も可能となっている。
音声認識機能もスマートフォンを経由したサーバータイプのフリーワード検索が可能となり、スマートフォンにアプリ「Drive P@ss」をインストールし、カーナビとBluetoothで接続。「ルート沿いのコンビニは?」「目的地近くの駐車場は?」などの発話で結果が表示される。
11月中旬に発売予定のDSRC車載器「CY-DSR140D」との連携も可能で、同車載器を使うことで、ITSスポットからの広域の高速道路交通情報と光ビーコンからの一般道の交通情報をもとにしたルート探索が可能となる。