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2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー、スバル「インプレッサ スポーツ/G4」に決定

インポートカー・オブ・ザ・イヤーはアウディ「A4シリーズ」

2016年12月9日 発表

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は12月9日、「2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を決定する最終選考発表会を都内で開催。スバル(富士重工業)「インプレッサ スポーツ/G4」が2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

 今回の日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、11月6日に最終選考の候補車「10ベストカー」を選出。この10ベストカーの中から、11月23日~25日に自動車評論家、ジャーナリスト、一般有識者からなる59名の選考委員によるイヤーカーを決定する最終選考の投票を実施。その投票結果が今回発表された。

 今年度の10ベストカーは以下の10台。

・スバル「インプレッサ スポーツ/G4」
・トヨタ「プリウス」
・ホンダ「フリード」「フリード+」
・日産「セレナ」
・BMW「M2 クーペ」
・アウディ「A4シリーズ(Sedan/Avant/allroad quattro)」
・ジャガー「F-PACE」
・アバルト「アバルト 124 スパイダー」
・メルセデス・ベンツ「Eクラス」
・ボルボ「XC90」

 発表会は選考委員1人1人の配点が読み上げられながら行なわれた。序盤からスバル「インプレッサ スポーツ/G4」とトヨタ「プリウス」がリードする形で進み、3分の1となる20名の投票が終わった中間発表ではスバル「インプレッサ スポーツ/G4」が138点を獲得してトップ。以下、トヨタ「プリウス」(129点)、アウディ「A4シリーズ」(52点)と続いた。

 そして3分の2にあたる40名の投票が終わった段階での2回目の中間発表では、トップは276点でスバル「インプレッサ スポーツ/G4」、これに249点でトヨタ「プリウス」が続き、この両車の一騎打ちという様相に。また、インポートカーではアウディ「A4シリーズ」とボルボ「XC90」が頭1つ抜け出して競い合う形となった。

 引き続きスバル「インプレッサ スポーツ/G4」とトヨタ「プリウス」のデッドヒートが続き、最終的に420点を獲得したスバル「インプレッサ スポーツ/G4」が2016-2017 日本カー・オブ・ザ・イヤーの栄冠を手にした。輸入車のもっともすぐれた車両に贈られるインポートカー・オブ・ザ・イヤーは149点でアウディ「A4シリーズ」に決定している。

 なお、環境や安全、その他の革新技術を持つクルマに贈られるイノベーション部門賞は日産「セレナ」が、秀でたデザイン、ドライブフィールなどを持つクルマに贈られるエモーショナル部門賞はBMW「M2 クーペ」が、軽自動車を対象にしたスモールモビリティ部門賞はダイハツ工業「ムーヴ キャンバス」が、実行委員会特別賞は本田技研工業「NSX」がそれぞれ受賞している。