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トヨタ、元町工場で燃料電池フォークリフト2台の運用開始

2020年ごろまでに170~180台程度の導入を目指す

2017年1月31日 発表

トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)「ミライ」と燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)
元町工場では2020年ごろまでに170~180台程度のFCフォークリフト導入を目指す

 トヨタ自動車は1月31日、元町工場(愛知県豊田市)に豊田自動織機製の燃料電池フォークリフト(FCフォークリフト)を2台導入し、同日から運用を開始した。

 水素を燃料として発電して稼働するFCフォークリフトは、稼動時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能と、3分程度で燃料充填が完了するといった利便性を備えているのが特徴。

 さらに外部給電機能により災害などの非常時に電源としても活用できること、工場でのCO2排出量削減にも寄与することから、現在使用しているエンジン式フォークリフトを今後FCフォークリフトに置き換えていく予定であることを発表。元町工場では2017年に2台、2018年に20台程度導入し、2020年ごろまでに170~180台程度の導入を目指すとしている。