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パイオニア、Kamerig B.V.とスポンサー支援に関する基本合意書を締結

Kamerig B.V.が総額500億~600億円出資

2018年9月12日 発表

 パイオニアは9月12日、BPEA(ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア)傘下のKamerig B.V.との間で、スポンサー支援に関する基本合意書を締結したと発表した。

 この基本合意書において、Kamerig B.V.は、Kamerig B.V.またはその支配する事業体が、総額500億~600億円を目処にパイオニアに対する出資を実施する意向を表明した。

 また、Kamerig B.V.はこの基本合意書の締結と合わせて、9月18日に総額250億円の融資(ブリッジ・ローン)をパイオニアに対して実行して、これをパイオニアの運転資金や既存借入金への返済に充当することに合意している。

 第三者割当てが実現した後のパイオニアの経営については、パイオニアグループの早期の経営改善及び中長期的な視野に立った成長の実現に向けて、Kamerig B.V.はパイオニアグループと協力して取り組む強い意向を表明しているという。

 今後の見通しとして、基本合意書の締結が2019年3月期連結決算に与える影響は現時点で未定とし、確定次第公表される。