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トヨタ、WRC第11戦ラリー・グレートブリテンでラトバラ/アンティラ組の7号車「ヤリスWRC」が総合2位

ドライバー選手権でタナック選手は3位に、1位のヌービル選手と21ポイント差

2018年8月16日~19日(現地時間) 開催

総合2位となったヤリスWRC #7号車のミーカ・アンティラ選手(左)、ヤリ-マティ・ラトバラ選手(右)

 TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、イギリスで10月4日~7日(現地時間)に行なわれたWRC(2018年FIA世界ラリー選手権)第11戦ラリー・グレートブリテン(GB)で、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #7号車)が総合2位を獲得した。

 表彰台トップはフォードのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(フィエスタ WRC)で、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(#9号車)が総合3位でフィニッシュしている。これにより、現在のマニュファクチャラー選手権でトップのTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamは、リードを5ポイントから20ポイントへ拡大した。

総合3位となったヤリスWRC #9号車のヤンネ・フェルム選手(左)、エサペッカ・ラッピ選手(右)
フォードのセバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア組(フィエスタ WRC)が優勝した表彰式

 一方、第8戦、第9戦、第10戦と3戦連続優勝したオット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(#8号車)は、デイ2終了時点で総合1位につけていたものの、SS16でラジエターを破損してデイ3をリタイア。ラリー2規定に基づきデイ4に再出走を果たし総合19位で完走した。

ヤリスWRC #8号車(オット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)

 タナック選手のドライバー選手権の順位は2位から3位となり、1位のティエリー・ヌービル選手との差は21ポイント。タイトルをかけた争いは残る2戦でも続くことになる。

 タナック選手は「今日は自分たちがすべき仕事をしました。すなわち、パワーステージでボーナスポイントを獲得し、そして完走することです。ドライバーズタイトル争いはまだ続いていますが、状況はかなり厳しくなりました。決して簡単ではありませんが、最後まで諦めることなくタイトルに挑み続けます」とコメントしている。

オット・タナック選手

 チーム代表のトミ・マキネン氏は「今日、ヤリ-マティは素晴らしい戦いをし、力を出し切って走りました。ただし、今回に関してはオジエの方が一枚上手だったようです。それでも、我々の2台のクルー達がまたしても表彰台に立てたのはとても嬉しく、マニュファクチャラー選手権においても大きなプラスとなりました。もちろん土曜日のオットのトラブルは残念ですし、ドライバーズタイトルの獲得が少し難しくなったのは否めません。しかし、まだ大量得点の可能性はありますし、オットは現在最強のドライバーですので、状況が大きく変わる可能性はあります。最終戦ラリー・オーストラリアまで、チャンスは十分にあると思っています」とコメントした。

ラリー・グレートブリテン デイ4の結果

1:セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(フォード フィエスタ WRC):3時間6分12秒5
2:ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ(トヨタ ヤリスWRC):+10秒6
3:エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム(トヨタ ヤリスWRC):+35秒1
4:クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン(シトロエン C3 WRC):+1分10秒4
5:ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC):+1分14秒4
6:アンドレアス・ミケルセン/アンダース・ジーガー(ヒュンダイ i20 クーペ WRC):+1分15秒9
7:ヘイデン・パッドン/セバスチャン・マーシャル(ヒュンダイ i20 クーペ WRC):+1分18秒4
8:マッズ・オストベルグ/トシュテン・エリクソン(シトロエン C3 WRC):+1分21秒6
9:カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン(シュコダ ファビア R5):+9分14秒7
10:ポントゥス・ティディマンド/ヨナス・アンダーソン(シュコダ ファビア R5):+10分48秒9

19:オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ(トヨタ ヤリスWRC):+20分38秒9