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旭化成とGLMのコンセプトカー「AKXY(アクシー)」、ドイツデザインアワード受賞

2018年11月7日 発表

旭化成とGLMが共同開発したコンセプトカー「AKXY(アクシー)」

 旭化成は11月7日、EV(電気自動車)メーカーのGLMと共同開発したコンセプトカー「AKXY(アクシー)」が、「ドイツデザインアワード Special Mention Category 2019」を受賞したと発表した。

 AKXYは2017年5月に発表された「走るコンセプトカー」。旭化成グループで進めている先進安全技術や各種インテリア素材、コミュニケーションシステムなどの製品を装着して、国内外の展示会などに出展。コンセプトカーの車体で具体的に使用されることで、自動車メーカーの担当者などとディスカッションを行なうものとなっている。

 ドイツの経済産業省が後援するドイツデザイン協議会が1969年から行なっているこのデザインアワードでは、優れたデザインであると認められて協議会の推薦を受けた候補の中から選考を実施。AKXYは「このコンセプトカーはすべての内装と外装の要素が調和し、先進的なデザインに落とし込まれている。その形状と機能は細部に至るまで印象的で、未来の自動車の姿を彷彿させる」と評価されての受賞となった。なお、同受賞の授与式は、2019年2月8日に独 フランクフルトで行なわれる予定。

AKXYは旭化成グループの先進技術や自動車向け製品などを装備して展示会などに出展され、会場で実際に製品に触れてもらいながら自動車メーカーの担当者などとディスカッションしている。写真は5月に開催された「人とくるまのテクノロジー展 2018 横浜」の展示シーン