日産、法人として金融商品取引法違反での起訴に「この事態を極めて重く受け止めております」と声明発表

　日産自動車は12月10日、金融商品取引法違反（虚偽有価証券報告書提出罪）により、同社 元代表取締役会長 カルロス・ゴーン氏、元代表取締役 グレッグ・ケリー氏の両名と併せて、法人として同社も同法違反により起訴されたことを受けて、「当社としては、この事態を極めて重く受け止めております」との声明を発表した。

　同社のプレスリリースでは、「有価証券報告書に虚偽の内容を記載したことは証券市場における開示情報の信用性を大きく損なうものであり、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。当社としましては、今後、更なるガバナンスの強化に努め、企業情報の適切な開示を含め、コンプライアンスを遵守した経営に努めてまいる所存であります」とのコメントを掲載している。