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仏ルノー、アライアンスの維持について声明発表

副社長 ボロレ氏のビデオメッセージを公開

2018年11月22日(現地時間) 発表

ティエリー・ボロレ氏

 仏ルノーは11月22日(現地時間)、同社副社長のティエリー・ボロレ氏が「私は、ルノーの利益とアライアンスの持続可能性を維持するという私たちの使命に常に注力していきたい」との声明を、ビデオメッセージで公開した。

 同社は11月20日(現地時間)、カルロス・ゴーン氏の逮捕後に開催した取締役会において、ゴーン氏がルノーの会長兼最高経営責任者に残ることを明らかにするとともに、経営機能を維持するためゴーン氏と同様の権限をティエリー・ボロレ氏に一時的に任命することを決議している。

 同取締役会では、ゴーン氏に対する日産自動車が示した内部調査の証拠や当局による捜査については、「現段階では、コメントすることはできない」として、ゴーン氏に関する情報を提供するよう日産に要請。また、日産の経営陣が表明したルノー・日産・三菱アライアンスを維持することについては、同取締役会は支持することを表明している。

仏ルノー、ティエリー・ボロレ氏のメッセージ
カルロス・ゴーン氏