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アウディ、48V駆動マイルドハイブリッド採用の新型「A6」。取回しと高速安定性を両立する4WS採用など
8代目の導入記念「Audi A6 55 TFSI quattro debut package」
2019年3月12日 20:14
- 2019年3月20日 発売
- A6 Sedan 55 TFSI quatro S line:1006万円
- A6 Avant 55 TFSI quatro S line:1041万円
アウディ ジャパンは3月12日、8代目となる新型「A6」「A6 アバント」を3月20日に発売すると発表した。価格は「A6 Sedan 55 TFSI quatro S line」が1006万円、「A6 Avant 55 TFSI quatro S line」が1041万円。
新型A6は、エレガントな造形を特徴とし、デジタル化、快適性、スポーツ性の面での装備を充実させた。インフォテイメントシステムには、スマートフォンのような直感的な操作が可能なMMIタッチレスポンスを採用。サスペンションでは正確な操舵感や滑らかな乗り心地の両立に注力するとともに、4輪操舵システム「ダイナミック オールステアリングホイール」を採用するなど高い走行安定性も備えた。
A6 Sedan 55 TFSI quatro S line、A6 Avant 55 TFSI quatro S lineは、最高出力340PS、最大トルク500Nmを発生するV型6気筒DOHC 3.0リッター直噴ターボエンジンを搭載、トランスミッションは7速DCT(Sトロニック)を組み合わせて、駆動方式は4WDとなる。パフォーマンスでは、0-100km/h加速が5.1秒(欧州発表値)、最高速は250km/h(電子制御リミッター作動)を実現する。
同モデルには48V駆動のマイルドハイブリッドシステムが採用され、ベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオン電池から構成されるシステムにより55~160km/hで惰性走行が可能、スタート/ストップ機能は22km/h以下で作動。同システムにより100km走行あたり最大0.7リットル(欧州仕様参考値)の燃費改善効果を果たした。
ドライバーアシスタンスシステムとしては、走行車線内を維持するためにステアリング操作に穏やかに介入する「アクティブレーンアシスト」「トラフィックジャムアシスト」を含む「アダプティブドライブアシスト」をはじめ、見通しの悪い交差点などで動作する「フロントクロストラフィックアシスト」、全方位からの事故について予防し、被害軽減を図る「プレセンス360」が装備される。
今後、新型A6には最高出力252PS/最大トルク370Nmを発生する直列4気筒 2.0リッターガソリンのTFSIや、最高出力207PS/最大トルク400Nmの直列4気筒 2.0リッターディーゼルのTDIを搭載するモデルが、ラインナップに加わる予定。
なお、新型A6導入を記念して装備バランスを検討した期間限定車が用意される。価格は「A6 55 TFSI quattro debut package」が920万円、「A6 Avant 55 TFSI quatro debut package」が955万円。
限定車にはS lineエクステリアや20インチホイール、LEDヘッドライト、標準シート(パーシャルレザー)を装備、さらに標準車ではオプションとなっているフロントクロストラフィックアシストをパッケージに含めた。