ホンダ、「バリアフリー2019」に「N-BOX スロープ仕様」「フリード＋ 車いす仕様」など出展

「N-BOX スロープ仕様」

　本田技研工業は、インテックス大阪（大阪府大阪市）で4月18日～20日に開催される総合福祉展「バリアフリー2019」に、軽トールワゴン「N-BOX」をベースとした福祉車両「N-BOX スロープ仕様」などを出展すると発表した。バリアフリー2019は入場無料で、公式Webサイトからメールを使った事前登録や会場で用紙に記入する当日登録を行なう登録制。

　ホンダはN-BOX スロープ仕様のほか、介護車となる「フリード＋ 車いす仕様車」「フリード 助手席リフトアップシート車」「ステップワゴン 車いす仕様車（2・3列目乗車タイプ）」「ステップワゴン スパーダ サイドリフトアップシート車」の5モデルと、手動運転補助装置「ホンダ テックマチックシステム Dタイプ」を装着する「フィット ハイブリッド 助手席回転シート車」の計6モデルを車両展示。それぞれのベース車が持つ特長を生かした福祉車両のラインアップを紹介する。

「フリード＋ 車いす仕様車」

「フィット ハイブリッド 助手席回転シート車」の装着して紹介される手動運転補助装置「ホンダ テックマチックシステム Dタイプ」

　車両展示以外にも、この4月から販売を開始した車いす陸上競技用の最新型レーサー「翔＜KAKERU＞」を製品展示。また、加齢や疾病などで歩行能力が低下した人のリハビリ補助を目的とした機器「ホンダ 歩行アシスト」、障害のある人がクルマの運転を再開する際に、能力評価サポートなどを行なう簡易型の4輪ドライビングシミュレーター「ホンダ セーフティナビ」、運転補助装置のホンダ テックマチックシステムなどを体験できるコーナーも用意される。

4月から販売がスタートした陸上競技用車いす「翔＜KAKERU＞」

「ホンダ 歩行アシスト」（写真）などの体験コーナーも用意される