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スズキ、202万台超の大規模リコール。検査補助者による完成検査で

2019年4月18日 発表

リコール対象の代表機種

 スズキは4月18日、完成検査に関わる29車種、計約202万1590台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車の製作期間は2015年5月6日~2019年2月1日。

 今回のリコールは、4月12日に発表を行なった4輪車で行なっている完成検査業務について、作業訓練中の検査補助者が単独で完成検査を行なったことや、完成検査で保安基準への適合性の確認が適切に行なわれていなかったことから実施するもの。

 改善対策として、全車両とも指定整備工場で点検と自動車検査員による確認を行ない、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正するとのこと。

 対象車種はスズキ「ワゴンR」「ハスラー」「アルト」「アルト ラパン」「MRワゴン」「スペーシア」「キャリイ」「エブリイ」「ジムニー」「ソリオ」「クロスビー」「イグニス」「スイフト」「バレーノ」「SX4」「エスクード」「キザシ」、日産自動車「モコ」「NT100 クリッパー」「NV100 クリッパー」「NV100 クリッパーリオ」、マツダ「フレア」「フレア クロスオーバー」「キャロル」「フレア ワゴン」「スクラム」、三菱自動車工業「ミニキャブ」「タウンボックス」「デリカ D:2」。