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アウディ、「TT」シリーズ大幅改良。エントリーモデルの出力を197PS/320Nmに向上

エクステリア/インテリアデザインを一新

2019年5月9日 発売

479万円~799万円

(TT クーペ 45 TFSI quattro/TT ロードスター 45 TFSI quattro/TTS クーペは6月10日 発売)

「TT」シリーズを大幅改良

 アウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトスポーツ「TT」シリーズの商品改良を実施。「TT クーペ 40 TFSI」を5月9日に、「TT クーペ 45 TFSI quattro」「TT ロードスター 45 TFSI quattro」「TTS クーペ」を6月10日に発売する。価格は479万円~799万円。

 日本市場に導入される4モデルは、軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造「ASF(アウディスペースフレーム)」のボディに、全モデルで直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボガソリンエンジン「2.0 TFSI」を搭載。FFのエントリーモデルとなるTT クーペ 40 TFSIの最高出力は、従来比17PS/70Nmアップの197PS/320Nmとなり、パフォーマンスを大幅に向上させた。

モデルエンジン変速機駆動方式ステアリング位置価格
TT クーペ 40 TFSI直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(197PS/320Nm)7速DCT(7速Sトロニック)2WD(FF)4,790,000円
TT クーペ 45 TFSI quattro直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(230PS/370Nm)6速DCT(6速Sトロニック)4WD5,990,000円
TT ロードスター 45 TFSI quattro6,150,000円
TTS クーペ直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ(286PS/380Nm)左/右7,990,000円

 スタンダードモデルのエクステリアは、従来のS lineエクステリアのデザインを取り入れ、バンパー、サイドスカート、リアディフューザーのデザインを変更。シングルフレームグリルは、マットブラックペイントの立体的な3Dハニカムメッシュグリルを採用し、「R8」のエッセンスを取り入れたスポーティなものとした。

 高性能バージョンとなるTTS クーペと、オプションのS lineパッケージ装着車は、バンパー、サイドスカート、リアディフューザーのデザインを一新。テールランプ下にエアアウトレットを模したデザインエレメントを追加した。シングルフレームグリルは、S lineパッケージ装着車ではグロスブラックペイントの立体的な3Dハニカムメッシュグリルを、TTS クーペでは専用のアルミルックインサート付きマットブラックペイント仕様をそれぞれ採用した。

TTS クーペ
TT ロードスター

 インテリアでは、従来はS lineパッケージ装着車のみの設定だった「エクステンデッドアルミニウムルックインテリア」(ウィンドウスイッチ/ペダル)を、オプションの「スタイルパッケージ」(40 TFSI)や「コンフォートパッケージ」(45 TFSI quattro)に新設定。45 TFSI quattroとTTS クーペのレザーパッケージに、ドアアームレストやセンターコンソールも同色となる「カラーエクステンデッドレザー」を新採用した。また、S lineパッケージ装着車では、シートを「Sスポーツシート」に変更するとともに、ダイヤモンドステッチを配したアルカンターラとレザーを組み合わせたシート表皮として、スポーティさとプレミアム感を向上させた。

インテリアのイメージ

 ボディカラーは、新色としてS lineパッケージとTTS クーペ専用の「ターボブルー」のほか、「パルスオレンジ」「コスモブルーメタリック」の3種類を追加した。

TT クーペ
TTS クーペ