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マツダ、直6エンジンや縦置きアーキテクチャへの投資を中期経営方針に明記

2019年5月9日 発表

 マツダは5月9日、2019年3月期決算説明会において、2020年3月期~2025年3月期における中期経営方針を公表。直列6気筒エンジンや縦置きアーキテクチャへ投資することを、中期経営方針に明記した。

 中期経営方針の対象となる2020年3月期~2025年3月期は、2030年-2040年のありたい姿を目指す「今期からの6年間」との位置付けで、中期経営方針としては、「独自の商品・顧客体験への投資」「ブランド価値を低下させる支出の抑制」「遅れている領域への投資」の3つを設定。

中期経営方針の位置付け

 中期経営方針の中の商品に向けた投資として、Smallアーキテクチャーとして、「SKYACTIV-G/D」のアップグレードを進めるとともに、「SKYACTIV-X」、マイルドハイブリッド、独自のバッテリーEV(xEVs)を導入していくという。

 また、Largeアーキテクチャーとして、直列6気筒ガソリンエンジンの「SKYACTIV-X」、直列6気筒ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D GEN 2」を投入。縦置きアーキテクチャー化(i-ACTIV AWD含む)を実施するとともに、48Vマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドを組み合わせていくとしている。

中期経営方針のテーマ「人とともに創る」マツダの独自性
マツダ株式会社 代表取締役社長 丸本明氏

 中期経営方針について説明したマツダ 代表取締役社長 丸本明氏は、ブランド価値向上への投資であるとの考えを示した。

公開された中期経営方針