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「カルソニックカンセイ」と「マニエッティ・マレリ」が新ブランド「マレリ」に統合

2019年5月13日 発表

「上向きの2つの矢印は発展と未来を表すと同時に、2つの強い企業が調和の精神のもとで1つになることを意味する」というマレリの新ロゴ

 マニエッティ・マレリCKホールディングスは5月13日、株式を所有する自動車部品サプライヤー「カルソニックカンセイ」「マニエッティ・マレリ」の2社を、新ブランド「マレリ(MARELLI)」に統合すると発表した。

 この統合により、マレリは欧州、北米、南米、アジア太平洋地域に約170の工場と研究開発拠点を有する自動車部品サプライヤーとなり、カルソニックカンセイの製品力と品質の高さ、マリエッティ・マレリのイノベーションという強みを、今後は1つのブランドに合わせて競争力を高めていく。

 マニエッティ・マレリCKホールディングス 代表取締役のベダ・ボルゼニウス氏は発表の中で、「これからは、全世界約6万2000名の従業員がマレリのブランドの下で一丸となり、共通したアイデンティティで世界をリードする企業を築き、従業員にとっても長期にわたり最善のキャリアを築くことができる企業となることを目指します」とコメント。

 また、あわせて発表されたマレリのロゴでは、カルソニックカンセイのライトブルーとマニエッティ・マレリのダークブルーという2色のコーポレートカラーを使い、両社が顧客とともに長年築いてきたイノベーションとモノづくりの歴史に敬意を表しているという。