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BMW、新型「3シリーズ」に2ステージターボ初採用のディーゼルモデル
夏以降にハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能搭載。PHV、直6モデルもプレ・オーダー開始
2019年5月24日 19:55
- 2019年5月24日 発売/プレ・オーダー開始
- 320d xDrive:578万円
- 320d xDrive M Sport:629万円
- 330e M Sport:654万円
- M340i xDrive:962万円
ビー・エム・ダブリューは5月24日、1月に発売した新型「3シリーズ」に新たにラインアップするクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデル「320d xDrive」を発売した。価格は320d xDriveが578万円、320d xDrive M Sportが629万円。
また、プラグイン・ハイブリッド・モデル「330e M Sport」、直列6気筒エンジン搭載モデル「M340i xDrive」のプレ・オーダーを受付開始。9月下旬より順次納車を開始する。価格は330e M Sportが654万円、M340i xDriveが962万円。
2019年夏以降にハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載
全車に3眼カメラを搭載するなど最新の運転支援システムを標準装備するとともに、2019年夏以降にはこれらのモデルに「ハンズ・オフ機能」を搭載することをアナウンスしている。
ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能とは、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減して安全に寄与する運転支援システムとの位置付け。同機能では、絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能としている。
320d xDrive
320d xDriveは最高出力140kW(190PS)/4000rpm、最大トルク400Nm/1750-2500rpmを発生する直列4気筒 2.0リッターディーゼル・エンジンを搭載。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、駆動方式は4WDを採用。WLTCモードの燃費は15.3km/L。
搭載される直列4気筒 2.0リッターディーゼル・エンジンは、低回転域と高回転域で切り替わる2ステージ・ターボ・システムを初採用して低回転域での加速性を向上。4WDシステムの「xDrive」は、安定走行時には後輪にほぼ100%エンジントルクを配分することも可能で燃費効率を高めた。
プラグイン・ハイブリッド・モデルの330e M Sport
330e M Sportはプラグイン・ハイブリッド・モデルで、直列4気筒 2.0リッターガソリン・エンジンとモーターの組み合わせにより、最高出力215kW(292PS)、最大トルク420Nmを発生する。トランスミッションは8速ATを組み合わせ。動力性能では0-100km/h加速5.9秒を実現。
先代モデルから約80%容量を拡大した10.3kWhのリチウム・イオン・バッテリーと最高出力83kWのモーターの採用により、電気モーターのみで120km/hまで、最低59kmの走行が可能という。
直列6気筒エンジンを搭載するM340i xDrive
直列6気筒エンジンを搭載するM340i xDriveは、スポーツ走行と公道での実用性を両立させたハイ・パフォーマンス・モデル。最高出力285kW(387PS)/5800rpm、最大トルク500Nm/1800-5000rpmを発生する直列6気筒 3.0リッターエンジンを搭載。
動力性能は0-100km/h加速4.4秒を実現。サーキット走行を想定して「Mスポーツ・ディファレンシャル」「アダプティブMサスペンション」「Mスポーツ・ブレーキ」を採用すると同時に「ハイ・パフォーマンス冷却システム」、ディスク・ブレーキを含む「Mテクノロジー・パッケージ」を搭載する。