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【インディ500 2019】佐藤琢磨選手がパレードに登場。ファンが触れ合える決勝前日の各種イベント

SATOストリートなど街全体がお祭りムードに

2019年5月26日(現地時間) 決勝開催

パレードで観衆に手を振る佐藤琢磨選手

 北米の最高峰モータースポーツ・シリーズ「NTT INDYCAR SERIES(インディカー・シリーズ)」第6戦となる「第103回 インディアナポリス500マイル・レース」(103RD RUNNING OF THE INDIANAPOLIS 500、インディ500)が、米国インディアナ州の州都インディアナポリス市にあるインディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)で5月14日~26日の13日間にわたって開催されている。

決勝前日はファン向けのイベントが盛りだくさん

サイン会で記念撮影のリクエストに応じる佐藤琢磨選手

 決勝前日となる25日の朝には、決勝レース参加選手のサイン会が実施され、多くのファンが会場に詰めかけ、列を作っていた。サーキット内を電動キックボードで移動することが多い佐藤琢磨選手だが、サイン会にはほかの選手同様にゴルフカートに乗って登場。終始にこやかにファンとのひと時を楽しんでいた。

サイン会に参加するために朝から長蛇の列ができていた
珍しくゴルフカートで登場した佐藤選手
どの選手もにこやか

 サイン会が終わると、公開ドライバーズ・ミーティングがピットレーンで実施された。ドライバーズ・ミーティングでは、昨年のレースで優勝したペンスキーのウィル・パワー選手とチームオーナーのロジャー・ペンスキー氏にトロフィーが授与されたほか、ロジャー・ペンスキー氏にはインディ500参戦50年の功績を讃えるリングが授与された。また、決勝レース参加選手には記念のリングが一人ずつ授与された。

公開ドライバーズ・ミーティング
ロジャー・ペンスキー氏(左)とウィル・パワー選手(右)
チーム・ペンスキーはインディ500参戦50年を讃えられた
盾を受け取るウィル・パワー選手
佐藤琢磨選手も記念のリングを受け取った
今年からNTTがインディカー・シリーズのタイトルスポンサーとなっているが、NTTコミュニケーションズの庄司哲也社長の姿も

インディアナポリスの市街地をドライバーがパレード

33人のドライバーがインディアナポリスの中心部を凱旋

 午後には決勝レースに参加する選手33人がサーキットからインディアナポリス市の中心部に大移動。地元の大学や高校のブラスバンドやスポンサー企業のド派手な山車がパレードを盛り上げる。その合間に決勝のグリッドの逆順で、最新のコルベットのオープンカーに乗ったドライバーが3人ずつ登場。多数の観客の声援に手を振って応えていた。

パレードは終始お祭りムード
さまざまな山車が街を練り歩く
歴代のオフィシャルペースカーが登場するのもインディ500のファンにとっては見どころの一つ

 ちなみに、パレードが通過する市街地周辺の通りの名称は、イベントに合わせて選手の名前に変更されており、応援したい選手の名前がどの通りに付けられているのか探してみるのも楽しい。そこには街を上げてインディ500を楽しもうという雰囲気が漂っている。

佐藤琢磨の名前が付けられたSATOストリート
ポールポジションを獲得したサイモン・パジェノー選手の通りも
往年の名選手の名前も