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【富士24時間 2019】スーパー耐久の“24時間レース”が2019年も富士スピードウェイで開催。決勝レースは15時スタート

予選トップは300号車「TAIROKU RACING GT-R GT3」。“MORIZO”選手も104号車で参戦

2019年6月1日15時~2日15時

2019年の「富士24時間耐久レース」が6月1日15時に決勝レーススタート!

 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で6月1日~2日、「ピレリ スーパー耐久シリーズ 2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース」の決勝レースが開催される。レースは6月1日の15時にスタートし、24時間後の6月2日15時にチェッカーフラッグを迎える予定。観戦の当日券は大人(高校生以上)5800円。中学生以下は保護者同伴に限り入場無料。

 2017年までは富士スピードウェイを舞台にスーパー耐久シリーズの10時間レースが行なわれていたが、「日本から世界に発信していく“アジアの耐久レース”」をテーマに、2018年から50年ぶりに富士スピードウェイでの24時間レースが復活。2年連続で2回目の開催となった。

 前回からの変更点としては、2018年にはレギュレーションで決勝レース開始から20時間目までに2回ピットインし、8分間の「メンテナンスタイム」を行なうことが義務付けられていたが、2019年のレースでは1回、10分間に改められた。2018年のレースではこのメンテナンスタイムを活用して各チームでブレーキ交換などが実施され、これによって完走率の高いレースとなったというが、レギュレーション変更によって耐久レースとしての過酷さが高まり、チームとしての総合力が試されるレース展開になることも予想されている。

 なお、スーパー耐久シリーズではYouTube公式チャンネル「Super Taikyu TV/Stai TV」でシーズンの各レースをライブ配信しており、このレースでも配信予定となっている。

《S耐TV》ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース 決勝#01

ST-Xクラスの300号車「TAIROKU RACING GT-R GT3」がポールポジション

 6月1日の決勝レースに向け、5月31日に公式予選を実施。最上位クラスとなるST-Xクラスの4台が順当に上位を占め、3分17秒859のトップタイムをマークした300号車「TAIROKU RACING GT-R GT3」(山口大陸/Harrison Newey/本山哲/高木真一/Nicolas Costa組)がポールポジションを獲得。予選2位は1号車「GTNET GT3 GT-R」(浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗/平峰一貴組)、予選3位は83号車「X WORKS R8」(SHINYA SEAN MICHIMI/Shaun Thong/Marchy Lee/TANG Philip組)と続いている。

【ピレリ スーパー耐久シリーズ 2018 第3戦 公式予選結果】

ST-Xクラス

クラス1位 300号車「TAIROKU RACING GT-R GT3」
クラス2位 1号車「GTNET GT3 GT-R」
クラス3位 83号車「X WORKS R8」

300号車「TAIROKU RACING GT-R GT3」
1号車「GTNET GT3 GT-R」
83号車「X WORKS R8」
ST-Zクラス

クラス1位 2号車「ケーズフロンティア SYNTIUM KTM」
クラス2位 3号車「ENDLESS AMG GT4」
クラス3位 51号車「DIAMANGO Cayman」

2号車「ケーズフロンティア SYNTIUM KTM」
3号車「ENDLESS AMG GT4」
51号車「DIAMANGO Cayman」
ST-TCRクラス

クラス1位 97号車「Modulo CIVIC」
クラス2位 501号車「KCMG Annika CIVIC TCR」
クラス3位 22号車「WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS」

97号車「Modulo CIVIC」
501号車「KCMG Annika CIVIC TCR」
22号車「WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMS」
ST-1クラス

クラス1位 47号車「D'station Porsche」

47号車「D'station Porsche」
ST-2クラス

クラス1位 59号車「DAMD MOTUL ED WRX STI」
クラス2位 6号車「新菱オート☆DIXCELエボX」
クラス3位 7号車「新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボX」

59号車「DAMD MOTUL ED WRX STI」
6号車「新菱オート☆DIXCELエボX」
7号車「新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボX」
ST-3クラス

クラス1位 68号車「埼玉トヨペット Green Brave GR SPORT マークX」
クラス2位 34号車「TECHNO FIRST RC350」
クラス3位 62号車「DENSO Le Beausset RC350」

68号車「埼玉トヨペット Green Brave GR SPORT マークX」
34号車「TECHNO FIRST RC350」
62号車「DENSO Le Beausset RC350」
ST-4クラス

クラス1位 86号車「TOM'S SPIRIT 86」
クラス2位 884号車「林テレンプ SHADE RACING 86」
クラス3位 310号車「GR Garage 水戸インター GR86」

86号車「TOM'S SPIRIT 86」
884号車「林テレンプ SHADE RACING 86」
310号車「GR Garage 水戸インター GR86」
ST-5クラス

クラス1位 101号車「ヒロマツ デミオ」
クラス2位 69号車「J'S RACING☆FIT」
クラス3位 88号車「村上モータースMAZDAロードスター」

101号車「ヒロマツ デミオ」
69号車「J'S RACING☆FIT」
88号車「村上モータースMAZDAロードスター」

 なお、インプレスのイベント「神保町フリーミーティング」などにゲスト出演した佐々木雅弘選手がST-4クラスの104号車「ROOKIE RACING 86」のドライバーとしてこのレースに参戦。さらにこの104号車のドライバーには“MORIZO”選手も名を連ねている。

104号車「ROOKIE RACING 86」(豊田大輔/佐々木雅弘/大嶋和也/石浦宏明/小倉康宏/MORIZO組)

 このほか、予選の詳細な結果やレーススケジュールなどについてはスーパー耐久シリーズのWebサイトを参照していただきたい。

 Car Watchでは6月1日15時~6月2日15時の24時間にわたって行なわれる決勝レースの展開を現地からお届けしていく。

決勝レース当日の午前中には、2020年からのスタートを予定するクラシックカーレース「スーパー耐久ピレリクラシックチャレンジ」(S耐クラシック)のエキシビションレースも実施された
S耐クラシックの先導車は“ボンドカー”として知られる「トヨタ 2000GT」オープントップモデル。ステアリングを“MORIZO”選手が握り、エキシビションレースのフォーメーションラップを飾った