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【ニュル24時間 2019】ニュルで見かけたスバルの「声援は力だ」応援フラッグ。作業をしていたスバル 国内営業本部 鈴木氏に聞いてみた
2019年6月23日 04:42
- 2019年6月20日~23日(現地時間) 開催
6月20日~23日(現地時間)にドイツで開催されている「第47回 ニュルブルクリンク 24時間レース」。予選時にニュル24時間レースに挑んでいるスバル&STIピットを訪れたら、応援フラッグの貼り付け作業が行なわれていた。
この応援フラッグには、「声援は力だ」の文字とともに応援メッセージ(声援メッセージ)が書き込まれており、日本からもってきた旗のようだ。貼り付け作業をしていた、スバル 国内営業本部 マーケティング推進部 宣伝課 主任 鈴木雄太氏に作業終了後、話を聞いてみた。
──鈴木氏は、ニュルブルクリンク24時間レースに参加されるのは何度目ですか? また、ニュルに来られてどのような感想を持ちましたか?
鈴木氏:実はニュルブルクリンクに来るのは初めてです。感想としては2つあります。現地にスバルファンの方が日本同様にいらっしゃって、しかもかなり“アツイ”スバルファンがいらっしゃいます。レーシングマシンと同様のカラーリングをしたWRXの方がいらっしゃたりとか。現地のドイツの方のアツさというものに驚いています。
もう1点は、ピットで作業しているときに、かなり周りから集まってくれて注目していただけるということです。こうやってスバルのシャツを着てると、「スバルがんばっているよね」と、かなり声をいただけることでしょうか。スバルのかっこうをしていない人からも、声をかけてもらえています。
──この「声援は力だ」と書かれた旗ですが、このような取り組みはいつごろから行なっていますか?
鈴木氏:経緯としては、2018年のSUPER GT 第6戦菅生で優勝しまして、そのときの新聞広告で使わせていただいたのが「声援は力だ」になります。昨年のSUPER GTではリタイヤが8戦中3戦とかなり続いている中で、それでも最後まで応援してくれたファンの声援がようやく力になり、結果に出たということの現われとして出させていただいた言葉になります。
その言葉があったので、今年はファンの皆さまの応援というのが本当に我々の力になっているということで、これ(応援フラッグを指しながら)を立たせていただいてます。今年1年間、スバルのすべてのモータースポーツ(ニュルブルクリンク24時間レース、SUPER GT、全日本ラリー)で掲出しています。
──「声援は力だ」については、スバルモータースポーツのTwitter(@SUBARU_STI_MS)ハッシュタグ「#声援は力だ」で見たことがあります。ハッシュタグと応援フラッグの関係を教えてください。
ハッシュタグについては、それをフックにさせていたたいています。ただ、実際に一番多い取り組みは、この応援フラッグになります。
──今回のニュル24時間レースに掲出されている応援フラッグについては、どこから持ってこられたのですか?
今回については、なるべく全国からメッセージを集めたいと思いました。ニュル24時間レースにディーラーのメカニックを派遣してもらっている特約店に加えて、各所からいただいており、実質的に全国からのメッセージになります。
SUPER GTでは、土曜の予選日にお客さまに書いてもらって、日曜の決勝日にはそれをマリオさんが振っていたりします。
──この声援メッセージ、応援メッセージに対するチームの反応はどうですか?
ドライバーの方も必ず毎回、レースが始まる前にどんなことが書いてあるのかなと見て、読んで。こんなに書いてある、こんなことを書いてくれていると、すごく喜んでいます。ニュルもピットに一杯貼っていますので、見て力になっています。
書いていただけたお客さまの声が現地に届く、ドライバーに届くということが一番のポイントだと思っています。書いていただいた、それが現地の応援につなっがっている。スバルとしては、アツイファンがいてくださっているので、その大事なファンを本当に大事にしたいという思いでやっています。それが一番大事なことです。
鈴木氏がモーターホームの側面に貼り出した「声援は力だ」応援フラッグは、かなりウケているようで、多くの観客が応援メッセージを書き込んでいるのが印象的だった。もし現地にいるのであれば応援メッセージを書き込んでいただきたいし、SUPER GTや全日本ラリーでは年間で取り組んでいくとのことなので、観戦に行った際に書き込んでみていただきたい。