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90号車 GRスープラ、ニュル24時間完走。最終スティントはモリゾウ選手、最後はノンアルビールで泡まみれに
「1周でも多く、1メートルでも長く、1秒でも多くクルマを走らせる」
2019年6月24日 01:51
- 2019年6月20日~23日(現地時間) 開催
6月20日~23日(現地時間)に「第47回 ニュルブルクリンク 24時間レース」が開催された。6月22日15時30分(現地時間、日本時間6月22日22時30分)にスタートしたレースは、6月23日(同、日本時間6月23日22時30分)にゴールを迎えた。
レースの詳細は関連記事(24時間レースがゴール。88号車 SUBARU WRX STIは総合19位でSP3Tクラス優勝)に詳しいが、レース結果以外に注目を集めていたのは、新型スープラがGRスープラとして参戦し、そのドライバーにモリゾウ選手が加わっていたこと。モリゾウ選手はトヨタ自動車 代表取締役社長 豊田章男氏その人でもあり、現在は自工会(日本自動車工業会)の会長でもある。
そのモリゾウ選手は24時間レースの最後に、最終スティントも担当。90号車 GRスープラ(佐々木雅弘/ウヴェ・クリーン/ヘルフィ・ダーネンス/モリゾウ組)で24時間レースのチェッカーを受けた。暫定結果では総合41位、クラス3位という結果だが、決起大会で「1周でも多く、1メートルでも長く、1秒でも多くクルマを走らせる」と語っていただけに、しっかりと結果を出したといえる。
このニュルブルクリンク 24時間レースでは、ゴール後にクルマをちょっと離れたパルクフェルメまで持っていく必要がある。そのため、ピットで最終スティントドライバーも加わって歓喜の和とはならず、パルクフェルメから戻る途中で記念写真。最後にTOYOTA GAZOO Racingのパドックテントで報告会と、ノンアルコールビールによるビールかけが行なわれた。
最初は周囲のスタッフや、お祝いに訪れた脇阪寿一氏にビールをかけていたモリゾウ選手だが、最後は脇阪氏から盛大にお祝いのビールかけが行なわれた。
そして、泡まみれ、ビールまみれになってはしゃぐモリゾウ選手という衝撃の光景が……。完走おめでとうございます。