スバル、YouTubeLiveでニュル24時間レース予選＆決勝のオンボード映像配信

ニュルブルクリンク24時間レースのオンボード映像などを配信

　スバルのモータースポーツ統括会社であるSTI（スバルテクニカインターナショナル）は、6月20日～23日にドイツ ニュルブルクリンクサーキットで開催される「第47回ニュルブルクリンク24時間レース」に、「WRX STI」をベースとする「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2019」で参戦。スバル公式生中継サイトでYouTubeLiveのオンボード映像を配信するなど、6月21日21時40分からの予選と、6月22日22時からの決勝レース中継を実施する。

　ニュルブルクリンク24時間レースへのチャレンジは、2008年以来、今年で12年目。今年も2.0リッター以下のターボエンジン搭載車クラスである「SP3T」に参戦し、同クラスで6度目の優勝を目指す。

　SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2019は、「フリクション軽減によるエンジン性能の向上」「ローギヤ化とステップ比の見直し」「軽量クラッチの採用によるパワートレーン性能の向上」「ジオメトリの最適化による旋回性能の向上」「エアロパーツのアップデートや鮫肌塗装による空力の向上」といった改良を行なっている。

　チーム総監督はSTIの辰己英治氏が努め、ドライバーはカルロ・ヴァン・ダム選手（オランダ）、ティム・シュリック選手（ドイツ）、山内英輝選手（日本）、井口卓人選手（日本）の4名が担当する。

　また、2019年も全国の販売店から選抜された8名のメカニックがチームに参加して、レースをサポート。販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、1990年から続けられ、これまでに369名のメカニックがサファリラリー、WRC（世界ラリー選手権）、ニュルブルクリンク24時間レースで活躍してきた。

ニュルブルクリンク24時間レースに挑む「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2019」とチームメンバー

　なお、スバル公式生中継サイトでは、YouTubeLiveのオンボード映像の配信のほか、Twitter実況、ラップタイム、順位などの情報も確認できる。