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「SUZUKA 10H」の国歌独唱、ソプラノ歌手の西本真子さんに決定

2019年8月25日 実施

ソプラノ歌手の西本真子さん

 鈴鹿サーキットは8月13日、「2019 第48回サマーエンデュランス『BHオークション SMBC 鈴鹿10時間耐久レース』」(略称:SUZUKA 10H)における国歌独唱を、ソプラノ歌手の西本真子さんが行なうと発表した。

 国家独唱は、8月23日~25日に行なわれるSUZUKA 10Hのうち、25日の決勝レース前セレモニーで実施される。

 SUZUKA 10Hは、GT3マシンによって争われる国際的なレース「インターコンチネンタルGTチャレンジ」の第4戦という位置づけでもあり、同時にSUPER GTのGT300クラスや、スーパー耐久のST-Xクラスのマシンも出走する、GT3マシンの最速決定戦とも言えるレースとなる。特に今年は、元F1チャンピオンのミカ・ハッキネン選手がレース復帰するなど、注目度の高いレースとなっている。

20年前に鈴鹿でF1チャンピオンを決めたミカ・ハッキネン選手がマクラーレンで走る

 国歌独唱を行なう西本真子さんは、武蔵野音楽大学及び同大学大学院を首席で卒業・修了。第17回練馬文化センター新人オーディション最優秀賞、第56回全日本学生音楽コンクール声楽部門大学・一般の部第1位及びグランプリ、都築音楽賞、日本放送協会賞など、数多くの賞を受賞。2012年にフィリピン国立劇場「蝶々夫人」タイトルロールにて国際デビューしてからは、海外からも多くの公演に招待されソリストとして出演。2018年には、藤原歌劇団「ナヴァラの娘」(日本初演)の主演として同歌劇団デビュー。オーケストラとの共演や映画音楽の録音に参加するなど、さまざまな分野で活躍している。