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UDトラックス、「未来」の物流に向けたコンセプトトラック公開など東京モーターショー 2019出展概要

「INNOVATION FOR SMART LOGISTICS 暮らしを支える物流に、革新を。」

2019年10月9日 発表

コンセプトトラックのティザー写真

 UDトラックスは10月9日、第46回 東京モーターショー 2019(プレスデー:10月23日~24日、一般公開日:10月25日~11月4日)の出展概要を発表。同会場で公開されるコンセプトトラックのほか、レベル4自動運転技術実験車両「風神」、エレクトロモビリティ実験車両「雷神」などを出展する。

「未来」の物流に向けたコンセプトトラックを会場で公開

 UDトラックスブースでは、今の時代に求められる運転性能、燃費・環境性能、安全性、生産性、稼働率を1歩先の次元まで高めたという「今日」のトラック。自動運転、コネクティビティ、エレクトロモビリティなど「明日」の暮らしを支える次世代トラック。「未来」の物流に向けたソリューションを体現するコンセプトトラックを展示。「今日」「明日」「未来」のトラックを出展してUDトラックスの物流と社会への取り組みを紹介する。

「未来」の物流に向けたトラックとして同会場で公開されるコンセプトトラックは、人や社会、インフラとつながる、未来のスマートロジスティクスに向けたコンセプトを持つという。

レベル4自動運転技術実験車両「風神」やエレクトロモビリティ実験車両「雷神」の展示

レベル4自動運転技術の実験車両「風神」。大型トラック「クオン」をベースに開発され、RTK-GPS(リアルタイムキネマティック全地球測位システム)や3D-LiDARなどの技術を駆使して自動走行する
エレクトロモビリティ実験車両「雷神」

「明日」の暮らしを支える次世代トラックとしては、レベル4自動運転技術実験車両「風神」とエレクトロモビリティ実験車両「雷神」を展示する。

 UDトラックスでは2018年4月に次世代技術ロードマップ「Fujin & Raijin (風神雷神)――ビジョン2030」を発表して、現在、ロードマップに沿って開発を進めている。一部公道を使用して実施した国内初となるレベル4自動運転技術の実証実験で使用された風神や、2030年までのフル電動トラック量産化に向けて技術開発を進める電動実験車両の雷神の展示で、自動運転、コネクティビティ、エレクトロモビリティといった明日の暮らしを支える次世代技術の取り組みを紹介する。

フラグシップ大型トラック「クオン」や新興国市場向け「クエスター」の展示

フラグシップ大型トラック「クオン」GKトラクター
新興国市場向け大型トラック「クエスター」GWトラクター
GH8エンジン

「今日」のトラックとして、フラグシップ大型トラック「クオン」GKトラクター、新興国市場向け大型トラック「クエスター」GWトラクター、ダウンサイジングにより軽量・コンパクトな「GH8エンジン」を展示。同社の商品ラインアップを紹介する。

 UDトラックスの出展テーマは「INNOVATION FOR SMART LOGISTICS 暮らしを支える物流に、革新を。」。いつの時代も人々の暮らしを支える物流をよりスマートに、そして深刻化する社会や物流業界の課題解決に革新的なソリューションで貢献したいという想いを込めたという。

 なお、同社の第46回東京モーターショー特設サイトでは、UDトラックスのブースマップやショー概要に加えて、コンセプトトラック、「風神」「雷神」「クオン」「クエスター」、コネクティビティサービスなどを紹介していく。

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