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ランドローバー、新型「ディフェンダー」が映画「007」最新作で30m級の大ジャンプ

「NO TIME TO DIE」の劇中シーンを使った新型ディフェンダーのTVコマーシャル公開

2020年2月17日(現地時間)発表

新型ディフェンダーの30m級の大ジャンプ

 ランドローバーは2月17日(現地時間)、新型「ディフェンダー」が過酷な路面でのパフォーマンスを披露するTVコマーシャル動画を公開した。

 コマーシャル映像は、新型ディフェンダーが映画「007」シリーズ最新作「NO TIME TO DIE」の制作現場で疾走するシーンがそのまま使われており、30m級の大ジャンプで宙を舞う姿や、河川を豪快に走る姿が含まれる。使用した新型ディフェンダーは計10台。

ぬかるんだ道や河川をパワフルに駆け抜ける新型ディフェンダー

 新型ディフェンダーは、沼地や川をトップスピードで進むなど極限のテスト走行を実施。「NOTIME TO DIE」のカーチェイス・シーンは、スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏とオスカー受賞歴を持つ特殊効果・アクションカー担当スーパーバイザーのクリス・コーボールド氏の主導で制作。

 スタント・コーディネーターのリー・モリソン氏は「ディフェンダーのポテンシャルは私たちの想像を凌駕しており、最高のワクワク感を演出することができたと自負しています。妥協のない挑戦によって、驚くようなカーチェイス・シーンを皆さまに披露できると思います。ぜひご期待ください」とコメント。

撮影に使われたディフェンダーは、スロバキアにある新工場で作られた車体。サントリー二ブラックモデルをベースに、薄暗いキックプレート、20インチのダークフィニッシュホイール、オフロード用プロフェッショナルタイヤを装着する

 ディフェンダーのビークルライン・ディレクターであるニック・コリンズ氏は「私たちは新型ディフェンダーを造るにあたり、過去最高に過酷な新基準を設け、橋を飛び越えるなど数々の試験で物理的な堅牢性や耐久性を測定しました。そしてこの新基準をクリアしたことにより、自信をもって『NO TIME TO DIE』でスタントチームが必要とするクルマを提供することができました。今回はロールケージを設置したことを除けば、車体にはまったく手を加えていません」と語っている。

 また、撮影でステアリングを握ったのは「フォーミュラ3 Wシリーズ」でその高い手腕を買われ、モリソン氏に抜擢されたジェシカ・ホーキンス氏で「NO TIME TO DIE」がデビュー作となる。ホーキンス氏は「映画ジェームス・ボンドでスタント・ドライバーを務めるほど爽快な体験はほかにないでしょう。この傑作の中で新型ディフェンダーを運転することができて光栄に思います」と感想を述べている。

 なお、映画「NO TIME TO DIE」は4月2日全世界公開予定となっている。

The New Land Rover DEFENDER - Unstoppable(1分)