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ニスモ、「リーフ」用「ヘリカル式フロントL.S.D.」。価格は15万円(税別)

2WAY式でイニシャルトルクは20Nm

2020年2月20日 発売

15万円(税別)

「リーフ」用「ヘリカル式フロントL.S.D.」(RF1F61B)

 NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は2月20日、日産自動車の初代「リーフ」(2012年11月~)と2代目リーフ(全車)に対応する「ヘリカル式フロントL.S.D.」を発売した。価格は15万円(税別)。

 イニシャルトルクが20Nm(2.0kgfm)で作動方式が2WAYとなるこのLSDをリーフに導入することにより、スポーツ走行時のコーナーリングでイン側タイヤが空転することを抑制。コーナーの脱出スピードを効率よく向上させる。また、アクセルワークでのヨーレート発生でアクティブな車両挙動を実現し、ブレーキング時にも駆動輪である前輪にイニシャルトルクが作用。左右のタイヤを連結させる力が働いて安定性が向上する。

 ABSとの相性がいいヘリカル式を採用しており、マイルドで市街地走行でも扱いやすい仕様になっているという。なお、導入にはトランスアスクルASSYの分解が必要となり、それによって駆動系に関する日産の保証が車両保証の有無に関わらず適用されなくなるので注意が必要。

初代「リーフ」は2012年11月に行なわれた最初のモデルチェンジ以降の車両に装着可能
現行型リーフは全車で装着可能