ニュース

日産、「リーフ」をマイナーチェンジ。「プロパイロット」がより自然な運転感覚に

「docomo In Car Connect」など新サービス追加

2020年2月 発売

リーフ:332万6400円~499万8400円

リーフAUTECH:409万4200円~468万6000円

初代発売から10年を迎える「リーフ」。これまでに国内累計で13万2000台以上を販売している

 日産自動車は、EV(電気自動車)「リーフ」をマイナーチェンジして2020年2月より発売する。価格は332万6400円~499万8400円。

 今回のマイナーチェンジでは、運転支援技術の「プロパイロット」や駐車操作のすべて(アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフトチェンジ、パーキングブレーキ)を自動制御する「プロパイロット パーキング」を今まで以上にドライバーの運転に近付け、より自然な運転感覚を実現。また、全方位運転支援技術を拡充し、ドライバーがより安心して運転できるクルマへと進化している。

リーフは「つながるクルマ」として、リビングから目的地までを自由でワクワクする時間が継ぎ目なく続く、新しい移動空間の提供を目指している

 さらに「NissanConnect」にも新たなサービスやコンテンツが追加される。カーナビとスマートフォンを連携させ、クルマに乗る前の現在地からクルマを降りてからの最終目的地までのシームレスな道案内を可能にする「ドアtoドアナビ」には、目的地に合わせて途中の充電プランを提示する日産初のEV専用機能が追加される。また、通信によりカーナビの地図更新が自動で行なえる「OTA(Over The Air)自動地図更新」や、車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect」といった多彩なサービスもリーフに初採用される。サービスを利用するには、NissanConnectサービス(有料・年契約)への加入が必要。

NissanConnectには、アプリを利用して離れた場所からドアの施錠状態の確認や、ドアロックすることが可能な「リモートマイカーチェック/リモートドアロック」、高齢ドライバーや免許を取りたての家族の運転状況(速度・時間・エリア)をスマホアプリで確認できる「ドライブ制限アラート」など、安心機能を多数搭載している。

 他にも、車線変更時に斜め後方の車両との接触回避をアシストする「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」を新たに採用し、ドライバーが気が付きにくい危険を察知することが可能となったり、9インチの「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」をSグレード以外に標準装備し、地図やメニュー画面の見やすさ、操作のしやすさを向上したりしている。

駆動原動機グレードバッテリーサイズ価格
2WDEM57S40kWh3,326,400円
X3,819,200円
XVセレクション4,056,800円
G4,189,900円
e+ X62kWh4,411,000円
e+ G4,998,400円
リーフAUTECH

 日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、リーフをベースとしたカスタムカー「リーフ AUTECH」をマイナーチェンジさせ、2020年2月より発売を予定。

 リーフ AUTECHには、オーテックジャパン創業の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したオーロラフレアブルーパールのボディに、スーパーブラックのルーフの2トーンカラーを専用色として追加し、全7色の設定となる。

 また、電動ミラー、LEDヘッドライト、アルミホイールなどをはじめ、ブルーステッチで統一された室内、「AUTECH」刺繍入りシートなど、内外装にAUTECH専用パーツが盛り込まれる。

車種駆動原動機バッテリー容量ベース車グレード価格
e+ AUTECH2WDEM5762kWhe+ X4,686,000円
AUTECH40kWhX4,094,200円