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BMW、新型1シリーズに150PS/350Nmの2.0リッターディーゼル搭載「118d」追加

1シリーズとして初の2ステージ・ターボチャージャーを採用

2020年4月2日 発売

385万円~451万円

1シリーズのラインアップにディーゼルモデルの「118d」が追加

 ビー・エム・ダブリューは4月2日、新型「1シリーズ」のラインアップにクリーン・ディーゼルエンジンを搭載した「118d(イチ・イチ・ハチ・ディー)」を追加して発売した。価格は385万円~451万円。

 新型1シリーズはBMWの最もコンパクトなモデルで、キドニー・グリルやヘッドライトに最新のデザインコンセプトを採用し、低重心を強調するリアデザインに個性的なL字型テールランプをアクセントに装備するなど、先代モデルからデザインを一新して2019年に発売された。日本初導入となるタイヤスリップ・コントロール・システム(ARB)の採用や、前輪駆動方式採用による広い室内空間、リバース・アシストなどの運転支援機能を標準装備するなど、エントリーモデルながら、高い走行性能と機能を備えている。

118d

 今回発売される118dは、先代モデル比でCO2排出量を約5%削減しつつ燃料消費率16.7km/L(WLTC)を実現する、「X2 xDrive18d」にも採用している新開発の直列4気筒 2.0リッタークリーン・ディーゼルエンジンを搭載。1シリーズとして初の2ステージ・ターボチャージャーを採用して、エンジン起動直後の低回転域でも効率よくターボを活かすことができるようになり、軽快でスポーティな走りのガソリンモデルに対して118dは最高出力110kW(150PS)/4000rpm、最大トルク350Nm/1750-2500rpmを発生する力強い走りと、高い環境性能を備えている。

2ステージ・ターボチャージャーを採用する直列4気筒 2.0リッタークリーン・ディーゼルエンジンを搭載。最高出力110kW(150PS)/4000rpm、最大トルク350Nm/1750-2500rpmを発生する

 デザイン面では、スタイリッシュでスポーティな1シリーズをベースに、パワフルなディーゼルエンジンを象徴するにふさわしく、リア左右に径90mmのエキゾースト・テールパイプを装備した。

リア左右に径90mmのエキゾースト・テールパイプを装備

 運転支援機能としては、レーン・チェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピード・リミット情報表示機能が追加されたドライビング・アシストを標準装備。さらに、35km/h以下であれば直近に前進した50mの軌跡を記憶し、その軌跡通りに後退する際にステアリング操作を自動で行なう「リバース・アシスト」を備えたパーキング・アシストも標準装備している。オプションのナビゲーション・パッケージを選択すれば、会話のみで車両の操作や、情報へのアクセスが可能となるBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントが装備され、機能性と操作性も向上される。

 また、BMWは日本国内における環境負荷低減をより一層加速させるため、燃費効率が高いクリーン・ディーゼルエンジンを搭載した118dに、通常モデルより一部装備内容を変更することでオーナーにさまざまな追加的な歓びを提供する「Edition Joy+」をラインアップして価格を抑えることで、より多くの方に環境性能の高いモデルの販売を促進する。

118dのモデルラインアップと価格