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デンソー、東工大とCASE時代に向けた「デンソーモビリティ協働研究拠点」
コネクティッド・自動化・シェアリング・電動化の共同研究をさらに加速させる
2020年4月2日 13:52
- 2020年4月1日 開始
デンソーと東京工業大学は4月1日、CASE(コネクティッド・自動化・シェアリング・電動化)時代に向けた共同研究をさらに加速させつつ、組織的連携協定を締結し、幅広い分野において組織対組織の総合的な研究開発を行なうために「デンソーモビリティ協働研究拠点」を東工大大岡山キャンパス内に設置した。東工大の産学連携制度の1つである協働研究拠点では「東京工業大学オープンイノベーション機構」の支援のもと、共同研究を推進する。
デンソーと東工大は、これまでも車載コンピューターにおける熱マネジメント技術や実装技術など、多くの領域で共同研究を進め成果を創出してきたが、車両用部品の放熱技術に関する応用研究を深化させるとともに、電子・半導体・電気・機械・通信など専門分野が異なる研究者と、新たな研究テーマの創出や共同研究を推進させ、さらに、双方の人材で構成された共同研究の企画機能を担うチームを発足させることで、研究成果の社会への実装や、他社とのオープンイノベーションによる事業開発を目指す。
また、デンソーグループのデンソーアイティーラボラトリも、未来のモビリティに向けたAI技術基盤の創出を目的として、東工大情報理工学院に「DENSO IT LAB 認識・学習アルゴリズム共同研究講座」を4月1日に設置。デンソーグループと東工大で、より一層連携を強化しオープンイノベーションを推進するとしている。
デンソーモビリティ協働研究拠点の概要
名称:デンソーモビリティ協働研究拠点
場所:東京都目黒区大岡山2丁目12-1 大岡山キャンパス石川台1号館
設置期間:2020年4月1日~2025年3月31日
大学代表者:渡辺治(東京工業大学理事・副学長[研究担当])
研究題目:モビリティ関連先端技術に関する研究
拠点長:井上剛良(東京工業大学 工学院機械系主任/教授)
副拠点長:光行恵司(株式会社デンソー 東京支社 支社長)