佐藤琢磨選手、バーチャルレース「IndyCar iRacing Challenge」に参戦表明

第3戦のスタート直後に起きた大クラッシュ

　レーシングドライバーの佐藤琢磨選手が所属するアスリートマネジメント事務所スポーツビズは4月12日、佐藤琢磨選手が参戦するNTT INDYCAR Series（インディカー）が新型コロナウイルスの影響で第5戦（インディ500）までの延期が決定している中で、ファンサービスの一環としてバーチャルレース「iRacing」と提携して開催中の、現役インディカードライバーによるオンラインバトル「IndyCar iRacing Challenge」に佐藤琢磨選手が参戦することを発表した。

　IndyCar iRacing Challengeは全6戦が組まれていて、すでに3戦が終了。佐藤琢磨選手は現在参戦に向けた準備をしていて、早ければ4月18日の第4戦から参戦する。なお、レースの模様は特設サイトにてライブ配信されるが、後からでも視聴は可能。

リアルに再現されたレーシングカー

実際のテレビ中継と同じように、ドライバー視点やバックショットも流れる

ドライバーは自宅からオンラインで参戦

実況や解説はもちろん、スタート前の国歌斉唱も行なわれる

レースシーンもリアルに再現

85周で争われたゴールシーン

第3戦のレース結果

IndyCar iRacing Challenge今後のスケジュール

第4戦　4月18日　“Random Draw” track
第5戦　4月25日　Circuit of The Americas
最終戦　5月 2日　 non-INDYCAR “Dream” track

佐藤琢磨選手のコメント

佐藤琢磨選手

「コロナウィルスの影響で多くの方々が大変な状況に置かれ、不安な日々を過ごされている事と思います。インディカーレースにおきましても、他のスポーツ同様、延期に次ぐ延期で未だ開幕出来ずにおります。このような状況ではありますが、応援してくださる皆様へのエールに繋がればと思い、バーチャルではありますがiRacingへの参戦を決めました。初めてのチャレンジなので、色々と不安もありますが、応援よろしくお願いします！　そして、一日も早くこの状況が落ち着くよう、皆さんで力を合わせて乗り越えましょう」

INDYCAR iRacing Challenge第3戦の模様

　第3戦はオーバルコースのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催。ゲスト選手も加えた合計31台で争われた。