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佐藤琢磨選手、2020年もレイホールからインディカー・シリーズ参戦へ

「残る今シーズンを力強く戦い切り、来シーズンをともに戦うことを楽しみにしている」

2019年9月21日(現地時間) 発表

2020年もレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングからインディカー・シリーズに参戦することが決定した佐藤琢磨選手

 レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は9月21日(現地時間)、2020年のインディカー・シリーズについて佐藤琢磨選手との契約を更新したと発表した。2012年シーズンをRLLで戦った佐藤選手は2018年にチームに復帰。2020年は3年連続でRLLと過ごすシーズンとなり、通算では4シーズン目。

 佐藤選手は2010年にインディカー・シリーズにデビューして以来、168戦に出走。2017年インディ500、2013年ロングビーチ、2018年ポートランド、2019年バーバー、2019年ゲートウェイで優勝し、この5勝のうち3勝はRLLで勝ち取ったものとなる。

 今回の発表について、ディヴィド・レターマン氏、マイク・ラニガン氏とともにRLLの共同オーナーを務めるボビー・レイホール氏は、「私たちは、今季琢磨が残した成績とコンペティションにおけるレベルの高さについてとても満足しています。琢磨が今シーズンを通じていかにコンペティティブだったかを説明するのに、2回の優勝と2回のポールポジションだけでは不十分です。なぜなら、それ以外のレースで何度も優勝争いを演じたからです。彼がチームにとってなくてはならない存在であることは、最近のレースを見れば明らかです。この決定は、チームの継続性を保つ面で役立つほか、2020年に向けたプログラムを進めるうえでも重要なものです」とコメント。

 また、佐藤選手は「来季もこのチームと一緒に歩んでいけることになり、本当に嬉しく思っています。チームのメンバーは誰もが僕を信頼し、全力でサポートしてくれます。僕にとってこのチームは本当に仕事がしやすく、チームの一員であることに誇りを持っています。今年も素晴らしいシーズンとなりました。大変な時期もありましたが、それがむしろ僕たちの結びつきをより強いものにしてくれました。チームの共同オーナーであるボビー、マイク、デイヴィド、そしてチームメンバーの1人ひとりには、どんなに感謝しても感謝しきれません。残る今シーズンを力強く戦い切るとともに、来シーズンをともに戦うことを楽しみにしています」と述べている。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 Mi-Jack/パナソニック・ダラーラ・ホンダ