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マクラーレン「エルヴァ」日本初公開。ウィンドウがないオープンコクピット採用
2020年末ごろに納車開始予定
2020年4月15日 15:26
- 2020年4月6日 公開
マクラーレン・オートモーティブは、新型ロードスター「エルヴァ(Elva)」を4月6日に日本初公開した。英国で発表されている価格は142万5000ポンド(日本円で約2億円)。世界限定249台で、納車は2020年末ごろに開始予定。
有明マクラーレン クオリファイド東京で公開されたエルヴァはオープンコクピットを採用する2シーターモデル。ブルース・マクラーレン設計の1960年代のスポーツカー「McLaren-Elva」にちなんだという。
最高出力815PSを発生するV型8気筒ツインターボエンジンを搭載して、0-100km/h加速は3秒未満、0-200km/h加速はマクラーレン セナより速い7秒2としている。
また、マクラーレン・オートモーティブが製作する最軽量のロードカーとして、ビスポークのカーボンファイバー製シャシーやボディ、カーボンファイバーシートや焼結加工のカーボンセラミックブレーキを採用。
オープンエアのキャビンは、マクラーレン独自の「ブラード・バウンダリー」デザインポリシーに基づいて、エクステリアがインテリアへ流れ込むようなデザインを実現。世界初のマクラーレン・アクティブ・エア・マネージメント・システム(AAMS)が、空気の流れを操作することでパッセンジャーを保護するとしている。
オープンコクピットを採用する2シーターとすることで、ドライバーとクルマの一体感とドライビングの楽しさを兼ね備え、ルーフ、ウィンドウスクリーン、サイドウィンドウがないことによる圧倒的な爽快感を提供するという。
マクラーレン・オートモーティブ CEOのマイク・フルーウィット(Mike Flewitt)氏は「マクラーレンは、お客さまへ卓越した、比類なきドライビング・エクスペリエンスをご提供すべくスーパーカーおよびハイパーカー開発の限界に絶えず挑戦してし続けています。そしてMcLaren Elvaはそのようなパイオニアスピリットの象徴となっています。McLaren-Elva M1A [Mk1]とその後継モデルは、多くの点で最高レベルの性能と優れた動的性能を備えた超軽量のミッドエンジン車という、今日のマクラーレンの精神を築き上げたモデルとなっています。マクラーレン・アルティメットシリーズの新しいロードスターは、ドライバー、車両および車外環境とのつながりを究極まで深め、公道またはサーキットでのドライビングの楽しみを新たな高みへと引き上げる、類を見ない現代性を備えたクルマであり、Elvaの名に宿る、豊かな伝統を引き継ぐにふさわしいクルマであると言えます」とのコメントを発表している。