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フォルクスワーゲン、SUV「ティグアン」改良を予告。ハイライトの1つはPHEVモデル

2020年4月17日(現地時間)発表

コンパクトSUV「ティグアン」の改良モデルを年内に発表

 独フォルクスワーゲンは4月17日(現地時間)、コンパクトSUV「ティグアン」の改良モデルを年内に発表することを予告した。技術的にも視覚的にもアップデートを行なうとしており、ハイライトの1つはPHEV(プラグインハイブリッド)の追加とのこと。

 2007年のフランクフルトショーで世界初公開された初代ティグアンは、同年後半に欧州市場に導入。そして「MQB(モジューラートランスバースマトリックス)」と呼ぶ自由度の高い設計が可能な生産モジュールを使った2代目ティグアンは、2016年に欧州でデビューし、日本では2017年に発売。ボディサイズは4500×1840×1675mm(全長×全幅×全高。R-Lineの全幅は1860mm)で、先代よりも全長が70mm、全幅が30~50mm拡大する一方で、全高は35mm低くなり、ワイド&ローなスタイリングで水平基調のデザインとなっている。ホイールベースは2675mmと従来モデルより70mm延長されており、コンパクトながら広い室内空間を特徴とした。パワートレーンについては、現状日本では直列4気筒DOHC 1.4リッターターボのTSIエンジンに6速DSG、直列4気筒DOHC 2.0リッターディーゼルターボのTDIエンジンに7速DSGの2パターンが用意されている。

 なお、ティグアンとしては2019年に91万926台を生産し、今春に累計生産台数600万台を突破。リリースでは「ティグアンはフォルクスワーゲンブランドとグループで最も売れたクルマ」「ヨーロッパの市場で最も成功したSUV」と紹介されている。

現行ティグアン