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ホンダ、2020年3月期決算発表。売上収益14兆9310億円、営業利益は12.8%減の6336億円に
2021年3月期業績予想は未定
2020年5月12日 16:15
- 2020年5月12日 発表
本田技研工業は5月12日、2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)決算を発表。売上収益は14兆9310億900万円(前年同期比6.0%減)、営業利益6336億3700万円(同12.8%減)、税引前利益7899億1800万円(同19.3%減)、当期利益5099億3200万円(同24.6%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益4557億4600万円(同25.3%減)となった。
次期2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想については、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響を現時点において合理的に算定することが困難なことを理由に未定とした。今後、連結業績予想の算定が可能となった時点で開示予定としている。
2019年度のグローバル販売台数は2輪事業で1934万台(前年比4.4%減)、4輪事業で479万0000台(前年比10.0%減)、ライフクリエーション事業で570万1000台(前年比9.5%減)。
4輪事業における主要市場の販売状況は、日本国内の販売台数が68万9000台(前年比92.0%)と、「N-BOX」などの好調な販売はあったものの消費増税影響や新型「N-WGN」の部品供給制限影響などにより前年度を下まわった。
米国では販売台数153万7000台(前年比95.4%)と、Passportの投入効果や 「HR-V」の増加などはあったものの、市場の減速影響を受け前年度を下まわった。
中国では販売台数144万1000台(前年比98.3%)と、「CR-V」「アコード」などの増加や新型車「Envix」「Inspire」「Breeze」などの投入効果はあったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大影響により前年度と同等の販売状況となった。