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ボルボ・カーズ、7月の世界販売台数が堅調。前年比14.2％増
2020年8月5日 17:23
- 2020年8月4日（現地時間） 発表
ボルボ・カーズは8月4日（現地時間）、7月の世界販売台数が堅調に推移し、前年比で14.2％増を達成したと発表した。
欧州、米国、中国での販売台数が前年に比べて増加し、7月の販売台数は6万2291台となった。欧州では、新型コロナウイルス感染拡大防止のための規制が解除されたことで、7月には販売台数が増加に転じ、好調を維持。7月の販売台数の2桁増は、同社のSUVシリーズへの高い需要によって牽引されたとしている。エステートの「V60」と米国生産のセダン「S60」も好調な業績に貢献した。
ボルボ・カーズのEV（電気自動車）、またはPHEV（プラグインハイブリッド）からなる充電可能モデル Recharge（リチャージ）のラインアップが引き続き好評だといい、リチャージモデルのシェアは今年7か月間で前年比2倍以上に拡大した。
英国の市場調査会社IHSの直近のデータによると、ボルボ・カーズは2020年上半期の欧州におけるプレミアムブランドの電動化において首位となり、同地域ではリチャージモデルが全納車台数のほぼ4分の1を占めたとしている。
7月単独では前年比を上まわったボルボ・カーズだが、今年7か月間（1月～7月）の販売台数は33万2253台で、前年比16％の減少となった。
欧州での7月の販売台数は2万8700台に達し、前年比12.5％増。今年7か月間の販売台数は15万1735台で前年比24.1％減となった。
米国での7月の販売台数は前年に比べて増加を続け9697台に達し、前年比10.3％増。今年7か月間の販売台数は5万2952台で、前年比10.1％減となった。
中国では、7月の販売台数は前年比14.0％増の1万4410台、今年7か月間の販売台数は8万151台で、前年比0.3％減となった。
7月の販売台数は、コンパクトSUV「XC40」が首位で、ミッドサイズSUV「XC60」、ラージSUV「XC90」が続いた。月間販売台数に占めるSUVの割合は前年同月の63.4％から増加し、72.8％まで上がったとしている。
