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ボルボ、新型「XC40 Recharge Plug-in Hybrid T5」の登場を社長が発表
電動化のメリットを日々の生活の中で具現化するクルマ
2020年8月25日 13:53
- 2020年8月25日 発売
- 649万円
ボルボ・カー・ジャパンは8月25日、コンパクトSUVのプラグインハイブリッドモデルである「XC40 Recharge Plug-in Hybrid T5」を発売した。価格は649万円。
また、XC40 Recharge Plug-in Hybrid T5の発表に合わせて、代表取締役社長のリチャード・スナイダ―ス氏が、ボルボの電動化に対する取り組みの進捗を、ボルボ・カー世田谷よりオンライン配信にて語った。
リチャード氏は、2020年1月~7月の国内販売台数が33万2253台で前年比16%の減少であったが、2020年7月単月の世界販売台数6万2291台と対前年比14.2%の増加、日本市場だけでも1.2%増加し、販売状況が持ち直し始め、回復の兆しを見せていてると報告。
また、販売好調の要因は欧州のパンデミックに対する規制が緩和されたことと、コンパクトSUVの「XC40」が好調に推移しブランド全体を牽引していること、さらに充電可能モデル「Recharge」のラインアップが拡充し、シェアが2倍以上になったことを挙げ、電動化戦略が功を奏していると述べた。
そして今日、ボルボの主力モデルとなる「XC40 Recharge Plug-in Hybrid T5」を発表することになったと高らかに宣言。ボルボ初のコンパクトSUVであるXC40は、2018年欧州カーオブザイヤー受賞、さらに2018-2019年日本カーオブザイヤーも受賞し、世界中から高い評価をもらっていると紹介。
XC40のプラグインハイブリッドモデルは、電機のみで走る「Pureモード」で約40km以上の走行が可能となり、これは日常に置き換えると、通勤距離であれば100%電気だけで走行可能といえる。そんな電動化のメリットを日々の生活の中で具現化するクルマであると主張。
また、ボルボは2017年に全モデルの電動化を宣言しているが、この「XC40 Recharge Plug-in Hybrid T5」の発表により、ボルボの全モデルにプラグインハイブリッドがラインアップされ、全モデル電動化への道のりの大きな足跡となる。今日この報告ができることを嬉しく思っていると述べた。
さらに、全モデル電動化に向け、2025年までに発売モデルの半数をフルEVとし、2040年までにクライメイトニュートラルを実現すると宣言していることも紹介。
プラグインハイブリッドのラインアップ完成とともに、ベーシックパワートレーン「B4」、ミドルパワートレーン「B5」、電動スーパーチャージャーを搭載する高出力パワートレーン「B6」、これら48Vマイルドハイブリッドの拡充も、ボルボの電動化を大きく推し進めるコア技術であると解説。
そして、これにより内燃機関エンジンのみのクルマの販売は終了となり、さらに、いよいよ日本にも2021年内に「ボルボの考えるもっとも安全な電気自動車」であり、ボルボ初のフルEVである「XC40 Recharge P8 AWD」を導入することを宣言した。
最後に、ボルボ・カー・ジャパンでは、新型コロナウイルス拡大防止のガイドラインを設け、ショールーム全店で実施していることを紹介しつつ、新型コロナウイルスの危機を共に乗り越えましょうと締めくくった。