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ボルボ、ディーラーに行かず商談できる「オンライン商品説明」

7月2日スタート。「セールスが同乗しない試乗」も展開進める

2020年7月2日 サービス開始

ボルボ、「オンライン商品説明」の運用を開始

 ボルボ・カー・ジャパンは、7月2日より同社Webサイト内に「ボルボ・デジタルラウンジ」を開設し、スタッフとの接触機会を減らした形での商品説明や試乗機会の提供を可能とする「オンライン商品説明」の運用を全国の正規ディーラーで開始する。

 オンライン商品説明では、セールス担当者が専用のタブレット端末を使うことで、ショールームにある展示車やシート生地などの説明用マテリアルを画面上に映しながら商品説明したり提案したりでき、双方向のやり取りによって具体的な見積りの提示も可能となる。ディーラーへの新規の来店者はもちろん、既存の来店者でも利便性を向上できるという。

内外装色やシート生地など、説明用マテリアルを活用して説明可能

 また、試乗についても事前説明や体感ポイントを動画で確認することで、「セールスが同乗しない試乗」の展開を進めるという。

 オンライン商品説明を活用することで、新車、中古車の提案だけでなく、下取り車の参考価格やローンを含めた購入資金の提案などもオンライン上で可能になる。すでに試乗受け付けや、車検点検時の入庫予約受け付けはオンラインで実施しており、今回のオンライン商品説明の追加により、新しい形での商談や試乗、営業時間にとらわれずに入庫予約ができるなど、利用者のライフスタイルに合った新しいディーラーとのコンタクト方法を提供できるとしている。

 なお、サービス開始段階では、最終的な契約書は紙ベースのものに記入する必要があるが、近い将来、売買契約書をはじめ、ローン締結に至るまでオンライン上で完結できるよう準備を進めているとした。