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三菱自動車、「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 安全装備と運転支援技術を充実
予防安全技術「e-Assist」、運転支援技術「MI-PILOT」の機能が向上
2020年8月20日 15:42
- 2020年8月20日 発売
- 132万5500円~182万500円
三菱自動車工業は8月20日、軽ハイトワゴン「eKクロス」「eKワゴン」を一部改良して発売した。価格は132万5500円~182万500円。
主な変更点として、予防安全技術「e-Assist」や高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上など、安全性・快適性を高めた。
今回の一部改良では、アクティブセーフティにミリ波レーダーを追加し、衝突被害軽減ブレーキシステムの夜間の検知性能を向上。さらに安心・安全な運転をサポートする予防安全技術「e-Assist」に下記の4つの機能を追加した。
・標識検知機能:車両進入禁止標識、最高速度標識、一時停止標識を検知し、警報ブザー(車両進入禁止標識のみ)とインフォメーション画面表示でドライバーに注意を促し、標識の見逃しを予防。
・前方衝突予測警報:2台前を走る車両をミリ波レーダーでモニターし、急な減速など自車からは見えにくい前方の状況変化を検知し、減速が必要と判断した場合には、警報ブザーとインフォメーション画面表示でドライバーに注意を促し、ブレーキの踏み遅れによる追突事故の回避をアシスト。
・先行車発進通知:信号待ちなど停車中に、先行車が発進しても自車が停止し続けた場合、警報ブザーとインフォメーション画面表示で、ドライバーに先行車の発進を通知。
・ふらつき警報:走行中にドライバーのハンドル操作から注意力が低下していると判断した場合に、警報ブザーとインフォメーション画面でドライバーに休憩を促す。
加えて、ドライバーの下肢部にかかる衝撃を緩和する運転席SRSニーエアバッグと、リアシートベルトのプリテンショナー機構および、非着用ウォーニング着座センサーを設定し、安全性を向上(eKクロスは標準装備、eKワゴンはメーカーオプション設定)。
また、ミリ波レーダーの追加により、高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」の機能を向上し、ドライバーの負担をさらに軽減。追い越し時にウインカーを出すと設定速度内で加速し、先行車との車間距離を若干詰めることで、スムーズな追い越しをアシスト。さらに、ワイパー低速作動時でも車線維持支援機能が利用可能になったほか、ワイパー高速作動時でもアダプティブクルーズコントロールの利用が可能になった。
そのほかにも、急な坂道を下る際に低車速を維持することで、安心して走行することができるヒルディセントコントロールを新たに採用(eKクロスには標準装備)するとともに、ヘッドライトの点け忘れを防止して安全運転に寄与する仕組みとして、ヘッドライトのスイッチからOFFポジションを廃止。センターパネル部に充電用USBポートを新たに採用して、利便性を向上させた。
ボディカラーは、eKクロスに「サファイアブルーメタリック」「サファイアブルーメタリック/スターリングシルバーメタリック」(6万500円高)を新たに設定し、モノトーン6色、2トーン5通りのラインアップとした。