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三菱自動車、「eKクロス スペース」「eKスぺース」の福祉車「助手席ムービングシート仕様車」
2020年9月18日 09:30
- 2020年9月17日 発売
- 188万3000円~224万6000円(消費税非課税、参考価格)
三菱自動車工業は9月17日、軽スーパーハイトワゴン「eKクロス スペース」「eKスぺース」に、福祉車「助手席ムービングシート仕様車」を設定して発売した。車両本体価格に専用メーカーオプション価格、架装費用の44万8000円(消費税非課税)を加えた参考価格はeKクロス スペースが209万6000円~224万6000円(消費税非課税)、eKスペースが188万3000円~210万3000円(消費税非課税)。
三菱自動車は、クルマによる移動の便利さ・快適さを、より多くの人に届たいという考えのもと、1991年からさまざまな車種に福祉車を設定し、「ハーティーランシリーズ」として販売。助手席ムービングシート仕様車は、電動で助手席シートが回転して車外へスライドダウンするタイプの福祉車で、助手席シート高と車いすの座面をほぼ同じ高さとすることで、乗り降りの負担を軽減できる。
今回発売する助手席ムービングシート仕様車は、eKクロス スペース、eKスペースの特徴でもある広い室内空間とフロントドア開口部により、頭上空間に余裕があるため、安心して乗り降りが可能。助手席シートの回転時と昇降時に着座姿勢を支える胸部固定ベルトを装備して安全性を確保したほか、助手席シート組み込み式のアームレストおよびフットレストを採用することで、快適性を向上させた。
また、スライドダウン操作を手元で行なえるリモコンスイッチや、ラゲッジスペースに車いす固定用ゴムネットを装備して利便性を高めるとともに、メーカーオプション設定の先進安全パッケージや運転席側ハンズフリーオートスライドドアなどを標準装備(一部グレードは除く)とした。
なお、eKクロス スペース、eKスペースの助手席ムービングシート仕様車は、回転機能を持つ助手席シートを装着するため、前席がセパレートシートとなる。