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ポルシェを身近に感じられる「ドライバーズセレクション」に新作追加
ファンやオーナーとのつながりを私生活の中でも感じられるアイテムが1300種以上
2020年9月30日 12:16
ポルシェは自動車だけでなく、1つのブランドとしてさまざまなアイテムをデザインし、製造・販売している。また、これらのアイテムは大きく2種類に分かれている。1つは「ポルシェデザイン」と呼ばれる製品で、幅広い人を対象に独立したデザインや機能などを作りあげ、衣服、アクセサリー、カバン、時計、サングラス、自動車用品、文具、小物などを展開。ポルシェのネットワーク以外での販売を基本としている。
そしてもう1つは、ポルシェオーナーやポルシェファンを対象に、ポルシェに関連したアイテムを日常用品に展開する「ポルシェドライバーズセレクション」。ポルシェの世界観や魅力をライフスタイルに展開することで、ブランドとのつながりをクルマだけでなく、私生活の中でも感じてもらうことを目指している。
ポルシェドライバーズセレクションでは、ウエア、スポーツ、レザーグッズ、ラゲッジ、モデルカー、アクセサリー、時計、ペット、キッズ、サングラス、カレンダーなどなど全14種類のプロダクトを展開。ホイールを使った時計や、マフラーを使ったスピーカーなど、クルマの部品の一部を使った商品まで含め、約1300点ものアイテムがあるが、これらのアイテムは、ポルシェセンターをより楽しんでもらえるようにと、すべてのポルシェセンターで取り扱っている。また、オンラインショップでも購入可能だ。
ドライバーズセレクションには、さらに「コレクション」と称したアイテム群があり「911コレクション」「モータースポーツコレクション」「GT4クラブスポーツコレクション」など定番コレクションが全7種類。ここ最近は「タイカンコレクション」「#ポルシェコレクション」をはじめ「マルティーニ・レーシングコレクション」「ヘリテージコレクション」「ターボコレクション」「917ザルツブルクコレクション」と、新たなコレクションが追加された。なお、アイテムによっては2~3年で入れ替わることがあるので、買い逃したら手に入れられなくなる可能性もある。
そして今回、幅広いユーザーへのブランド訴求拠点となるポップアップストア「Porsche NOW Tokyo」にて、ドライバーズセレクションの新作コレクションお披露目会が行なわれた。
マルティーニ・レーシングコレクション
1970年のル・マン24時間耐久レースにマルティーニ・レーシングから参戦したポルシェ917。通称“ヒッピー”をモチーフに採用した「マルティーニ・レーシングコレクション」。レースは総合2位だったが、グリーンとブルーに紫が添えられたカラーリングにより、注目度は1番と言われた。アイテムにも随所にヒッピーのカラーリングが取り入れられている。ウエア類はしわになり難く、ドライビングに適した素材を使用している。
ヘリテージコレクション
2020年6月に発表した限定仕様の「911 タルガ 4S ヘリテージデザインエディション」と同じく、1950年代のスタイルをタイムレスでモダンなデザインへと深化させつつも、流行は移ろいでも“真のスタイルは永遠に変わらない”ことを証明する「ヘリテージコレクション」。
917ザルツブルクコレクション
1970年のル・マン24時間耐久レースで、ポルシェに初の総合優勝をもたらしたザルツブルクチームのポルシェ917のカラーリングをモチーフにしたコレクション。「917ザルツブルクコレクション」は、レディースの設定がない代わりにキッズ用・ベビー用が多数設定される。アイテムには「917」とカーゼッケン「23」が各所に配置されている。2011年にもザルツブルクコレクションはあったが、2020年はル・マン初優勝から50周年ということもあり、記念に新たなコレクションが作られた。
期間限定の「Porsche NOW Tokyo」
Porsche NOW Tokyoは、2021年8月31日までの期間限定ストア。詳細については、「新型EVタイカンも展示。東京 有明にできたポルシェの新ブランド拠点「Porsche NOW Tokyo」見学レポート」を参照いただきたい。