JAF、タイヤ交換時のジャッキ倒れに注意喚起

　JAF（日本自動車連盟）青森支部は、冬用タイヤへの交換時期を迎えることから、ジャッキ倒れのトラブルで青森県内で救援要請のあった件数を公開して、自分でタイヤ交換を行なう際の注意を呼びかけている。

　ジャッキ倒れとは、車体を持ち上げている状態のときに、不安定になりジャッキが倒れてしまうことで、2019年11月1日～30日に、青森県内で救援要請のあったジャッキ倒れトラブルは20件発生した。

　タイヤを外した状態でジャッキが倒れてしまうと、車体にダメージが負うばかりではなく作業者自身が怪我をしてしまう可能性もあり、雪も降り始めて冬用タイヤへの交換を考えられる人が増えることから、その作業の注意ポイントを提示して注意を促している。

タイヤ交換作業時の注意ポイント

1.クルマの取扱説明書を読み、記載事項を確認する。

2.サイドブレーキを必ずかけ、パンクしたタイヤの対角線上のタイヤに輪止めを設置する。（パーキングギア使用のみは危険）

3.路面は傾斜のない平坦で、かつ舗装された安全な場所で作業する。（砂利や土の上では車の重みでジャッキが地面に沈んでしまい、不安定になる）

4.取扱説明書に記載してある、指定されたジャッキアップポイントにジャッキをしっかりかける。※自宅駐車場等は、緩やかな傾斜や勾配が付いている場合があるので注意する。