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JAF、コロナ禍でのドライブの意識や状況について可視化した新Webサイト「新しいドライブのカタチ」公開

2021年3月15日 公開

ドライブに対する意識や傾向を分析し、分かりやすく可視化したWebサイト「新しいドライブのカタチ」を公開

 JAF(日本自動車連盟)は3月15日、緊急事態宣言解除後に向けたJAF Webサイト 「新しいドライブのカタチ」を公開した。

 新しいドライブのカタチは、コロナ禍でのドライブの意識や状況について、ドライバー以外の人を含めた全国5000人以上に2020年11月~12月末までアンケートを行ない、その回答からドライブに対する意識や傾向を分析。日本国民がドライブについてどう考えているのか、どう行動しているのかを、分かりやすく可視化したというWebサイト。

 JAFでは、緊急事態宣言が解除されると、クルマでの移動やドライブが増えると考え、コロナ禍で日本、そして世界の生活様式が大きく変わった今、ドライブに対する考え方も変化させる必要があるとしている。それらを踏まえ、新しいドライブのカタチでは、今後ドライブを楽しむ際に、参考になるコンテンツになっているとのこと。

 JAFの担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大により、これまでの生活様式が大きく変化しました。コロナ禍では、不要不急の外出を控えるべきという考えがある一方で、経済のために行動すべきという考えがあるなど、スタンスや考え方が未だ混在し、明確な正解がありません。そして、感染対策や新規感染者数などの情報は多く存在しますが、多くのドライバーはどう考えているのか、どう行動しているのかといった『実情』は、意外にも少ない状況です。そのため、答えや決まりごとを提示するのではなく、ドライバー1人1人が自分の意思や判断で『安全・安心な移動』という選択をしていけるよう、全国約2000万人の会員を抱えるJAFとして、 指針や判断材料を、世の中から抽出して提供したい。また、自動車ユーザーの安全と安心を目指すJAFは、ロードサービスだけでなく意識の面もサポートしたい。そんな思いから、本サイトの制作に至りました」とコメントしている。

 なお、Webサイトの公開にあたり、コロナ禍におけるドライバーの意識を探るため「ドライブに関するアンケート」を行ない、コロナ禍における外出への意識、クルマに乗る際の感染対策意識などについて調査。3人に1人が春までに「ドライブしたい」と考えていることや、92.4%が「クルマ移動は感染対策へのメリットがある」と考えているといったことが明らかとなった。さらに、SNSの声やまわりの意見に敏感な人ほど感染対策意識が高いことも明らかになったとしている。