カシオ、F1スクーデリア・アルファタウリとコラボした高機能メタルウオッチ「EQB-1000AT」「ECB-10AT」

EQB-1000AT

　カシオ計算機は、高機能メタルウオッチ“EDIFICE（エディフィス）”より、F1チーム「Scuderia AlphaTauri（スクーデリア・アルファタウリ）」とのコラボレーションモデル「EQB-1000AT」「ECB-10AT」を発売する。発売日はEQB-1000ATが3月19日、ECB-10ATが4月16日。価格はそれぞれ8万2500円、3万8500円。

　カシオは高度な技術とスピードを追求する情熱が“EDIFICE”と通じ合うことから、「Scuderia Toro Rosso（スクーデリア・トロロッソ）」時代の2016年よりオフィシャルパートナーとして同チームをサポート。2021年から日本人ドライバーである角田裕毅選手の加入も決定するなど、さらなる活躍が期待されている。

カシオはF1チーム「Scuderia AlphaTauri」をオフィシャルパートナーとしてサポートする

“Speed and Intelligence”をコンセプトとしたEDIFICEとScuderia AlphaTauriのコラボモデルとなるEQB-1000ATとECB-10ATは、F1マシンのウイングやフロア部分に使用するものと同様のカーボン素材をEQB-1000ATの文字板やベゼル、ECB-10ATの文字板に採用したのが最大の特徴。使用するのは6000本の炭素繊維を織り込んだ6Kカーボンと呼ばれるもので、鉄の10倍の強さを持つと言われる一般的なカーボンよりさらに50％強度の高いハイグレードカーボンファイバーを使用。カーボンの加工はカシオで行なっているという。チームカラーのネイビーを基調としたカラーリングで、文字板や裏蓋、遊環にはチームのロゴが刻印される。

　風防には、過酷なレースでも安心して使用できるという高強度なサファイアガラスを採用。専用アプリとの連携によって自動で時刻修正を行ない、分刻みのスケジュールをこなすメンバーが求める高精度な時刻表示を実現した。ワールドタイムもアプリ上で簡単に約300都市から選べ、世界を転戦するチームを実用性でもサポートするという。

EQB-1000AT

EQB-1000AT

　タフソーラーを搭載した薄型クロノグラフ「EQB-1000」をベースモデルとし、専用アプリと連携することで、メインとインダイアルで表示する2都市の時刻をスマートフォン側で簡単に選ぶことができる。バンドにはこすれに強いCORDURA ファブリックを採用し、ハードな使用シーンでも耐久性を確保した。

6Kカーボン文字板

6Kカーボンベゼル

チームロゴ（遊環）

ECB-10AT

ECB-10AT

　カレンダーアプリ（iOS：カレンダー、Android：Googleカレンダー）と連携し、予定の開始や終了時刻を液晶表示と音で知らせるスケジュールタイマー機能を搭載した「ECB-10」をベースモデルとし、時差がある移動の際にもスマートフォンとの連携により現地時刻に合わせ自動でタイムゾーンを補正。樹脂バンドを備え、フィット感にも優れるという。

ECB-10ATの6Kカーボン文字板

チームロゴ（遊環）