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ホンダ、ガスリー選手のF1初優勝に八郷社長がコメント「ドキドキが止まらない名勝負」

2020年9月7日 発表

ピエール・ガスリー選手

 本田技研工業は9月7日、2020年シーズンのF1(FIAフォーミュラ・ワン世界選手権)にてスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー選手がF1初優勝を果たしたことについて、同社代表取締役社長 八郷隆弘氏のコメントを発表した。

 ガスリー選手は、9月6日に開催された第8戦イタリアグランプリの決勝で、ホンダのパワーユニット「RA620H」を搭載したマシンでF1初優勝。この勝利はホンダとして、今シーズンの2勝目、通算では77度目のグランプリ制覇としている。

 以下は、本田技研工業 代表取締役社長 八郷隆弘氏のコメント全文

 初優勝を挙げたピエール・ガスリー選手を心から祝福します。本当におめでとう! ドラマチックな展開で本当にドキドキが止まらない名勝負でした。

 ガスリー選手はどんなときでもあきらめずにチャレンジを続け、昨年のブラジルグランプリでの2位入賞に続き、今回のレースでも見事にチャンスをつかみ取りました。チャレンジング・スピリットはホンダの企業姿勢にも通ずるものですが、この快挙は我々を大きく勇気づけるものとなりました。

 前身であるスクーデリア・トロロッソの頃からホンダとともに歩み始め、今大会が50戦目という節目のレースでの優勝となりました。フランツ・トスト代表をはじめとするスクーデリア・アルファタウリのチームメンバーおよび関係者の方々、そしていつも応援して下さるファンの皆さまにホンダを代表して感謝を申し上げるとともに、喜びを分かち合いたいと思います。

 2020シーズンはまだ半分を残していますが、ホンダはスクーデリア・アルファタウリとレッドブル・レーシングの両チームと力を合わせてあくなきチャレンジを続けてまいりますので、これからもご声援をよろしくお願いします。

ホンダのパワーユニット「RA620H」を搭載するスクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
9月6日に開催された第8戦イタリアグランプリ