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豊田章男オーナーのもと、ROOKIE Racingが14号車 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)でSUPER GT参戦 岡山公式テストで走行
2021年3月7日 10:47
ROOKIE Racingに込めた豊田章男氏の“想い”
ROOKIE Racingといえば、トヨタ自動車の社長であり自動車工業会の会長である豊田章男氏がモリゾウ選手としてレースに参加しているチームとして知られている。2020年はGRヤリスで富士24時間レースに参加、見事クラストップで優勝するなど、近年は積極的な活動が目立っている。
そのROOKIE Racingは、ファウンダーでありチームオーナーでもある豊田章男氏のもと、2020年5月に新たな会社組織「株式会社ルーキーレーシング」設立した。
「モータースポーツを心から愛し、モータースポーツをもっともっと盛り上げたいと強く願う」
「そのために持てるチカラの全てをかけて素晴らしいレースやラリーをしたいと動く」
「やるからには勝ちにいく。勝とうとする努力が、もっといいクルマづくりにつながっていく」
「そんな姿を見ていただくことで、ファンの皆さまに笑顔になってもらいたい」
「参戦する立場だからこそ得られる技術や技能があり、知ることのできる事実や課題がある」
「クルマが好きでクルマに育てられた“恩返し”のために、得られたことの全ては自動車産業にフィードバックしていく」
ROOKIE Racingはオーナーである豊田章男氏の上記のような“想い”に共感したメンバーが集まり、その“想い”を実現する場として、2021年シーズンは「SUPER GT」「全日本スーパーフォーミュラ選手権」「スーパー耐久シリーズ」「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge 2021」に参戦することを、3月5日に発表した。
富士24時間レース、モリゾウ選手こと豊田章男社長も駆るGRヤリスはクラス優勝でデビューウィン
SUPER GT岡山公式テストに登場
ROOKIE Racingが参戦するSUPER GTは、日本で最も人気のあるモータースポーツとして海外での試合も行なっている。2020年、2021年はコロナ禍のため国内のみのシリーズとなっているが、本質的にはグローバルに発展していこうとしているチャンピオンシップ。
ROOKIE Racingは、ここに大嶋和也選手、山下健太選手という2019年のチャンピオンペアとともに最高峰のGT500クラスに参戦。マシンはトヨタ GRスープラをベースとしたENEOS X PRIME GR Supraで、車体にはENEOSカラーと、同社のモーターオイル「ENEOS X PRIME」のイメージカラーであるゴールドがあしらわれ、華やかなものとなっている。
ドライバーはチャンピオン経験のある超一流で伸び盛り、マシンも2020年シーズンに安定した強さを見せたGRスープラというパッケージは活躍が期待できるもの。2021年のSUPER GTシーズンを盛り上げてくれる1台になるだろう。
チーム体制
・チーム体制
チームオーナー:豊田章男
チームオーナー代行:豊田大輔
チーム代表/工場長:武田敏明
チームオーナー代行/副工場長:山中繁
COO(Chief Oyaji Officer):北川文雄
CKO(Chief Kuruma Officer):後藤修
エンジニア:阿部和也(SUPER GTチーフエンジニア)、松田久(スーパーフォーミュラチーフエンジニア)、木谷彬彦、小野寺冬真、茶谷圭佑
メカニック:大本 寛之(メカニック統括)、寺尾由貴(SUPER GTチーフメカニック)、錦織健(スーパーフォーミュラチーフメカニック)、蓑島信介、薄井隆洋、篠原亮子、関谷利之、菊池巧、茂木寿昭、黒宮裕介、原田城正、前田沢応、佐藤和紀、岡村陽、篠原輝雄
マネージャー/スタッフ:芹澤菜維、村上翼、柚山あづさ、荒木拓也、菅村壮太郎、山村豊
・SUPER GT
クラス:GT500
チーム名:TGR TEAM ENEOS ROOKIE
車両名:ENEOS X PRIME GR Supra
車番:14
タイヤ:ブリヂストン
ドライバー:大嶋和也、山下健太
監督:高木虎之介
エンジニア:阿部和也
メカニック:寺尾由貴、蓑島信介、菊池巧、茂木寿昭、黒宮裕介、原田城正、佐藤和紀、篠原亮子、篠原輝雄
レースクイーン:今井みどり、日南まみ
スタッフ・マネージャー:芹澤菜維、村上翼