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スバルの新型BRZ、トヨタのGR 86とともに岡山国際サーキットで世界初の一般公開

2021年4月10日 21:22

岡山国際サーキットに展示されたスバルの新型BRZ。一般展示は世界初、しかもGR 86と同時に

一般世界初公開となった新型BRZ

　4月10日～11日の2日間にわたってSUPER GTの開幕戦が岡山国際サーキットで開かれている。2年ぶりの岡山開催、しかも有観客開催とあって決して多くはないものの、モータースポーツ観戦を待ち望んでいたファンにとって待望のイベント開催となった。

　このSUPER GT開幕戦で話題となっているのが、市販車であるトヨタの新型「GR 86」とスバルの新型「BRZ」が同時に展示されること。隣り合っての展示ではないが、Gazoo Racing、そしてスバル/STIのブースにそれぞれ展示されている。

　今回の岡山ではパドックエリアと観客席エリアは行き来不可として感染リスクを極力低減して運営されている。そのため本記事では一般観客席のみに入場したスタッフからクラウド経由で写真提供を受け、編集部のほうで記事を書き起こしている。

　岡山の青く彩られたスバル/STIブースに展示されていたのは新型BRZ。細かいところまで見ることはできないが、従来型とは異なるテイストのデザインや作り込まれたコクピットなど、より高級感のある落ち着いた雰囲気を感じることができる。

クルマの近くに立っていた国内営業本部蓼沼太陽氏。詳細はまだ明かせないとのこと

　展示を担当していたスバル国内営業本部蓼沼太陽氏に聞いたところ、詳細については答えられないとのこと。逆にある程度の情報は公開されており、それを元にあれこれ考えてみるのもよいだろう。

　発売時期は今年の夏を予定しており、プロトタイプ展示車の各部を見ながら、実際の市販に向かってどう変わっていくのか、変わらないのか。近くに展示されている「GR 86」と見比べながら、設計思想はどこが違って、どこが同じなのかを楽しむのがお勧めだ。

コクピットもなんとか見ることが可能