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鈴鹿サーキット、2022年~2024年のF1日本グランプリ開催決定 Formula 1と契約締結

2021年4月24日 発表

2022年~2024年のF1日本グランプリの開催が決定(写真は2019年のF1日本グランプリ)

 鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を運営するモビリティランドは4月24日、Formula 1との合意のもと、2022年から2024年の鈴鹿サーキットにおけるF1日本グランプリレースの開催について、契約を締結したと発表した。

 今回の発表について、Formula 1 社長兼最高経営責任者のステファノ・ドメニカリ氏は「Formula 1が、今後さらに3年間にわたって鈴鹿サーキットでレース開催を継続することとなり、心から喜んでおります。日本は、世界中のF1ファンの心の中に特別な位置を占めています。そして鈴鹿はこれまで、F1で最も伝説的な瞬間を生み出した舞台となってきており、実に11のドライバーズタイトルがここで決定しています。日本グランプリは常に、ファンの心を強くとらえる、手に汗握るドラマを披露してきました。私はFormula 1のアクションと興奮を、日本の情熱的なモータースポーツファンの皆さまにご提供し続けられることにわくわくしております」。

「この開催契約延長は、アジアでFormula 1を発展させるという私たちの長期的な取り組みの一環であり、モビリティランドとの良好な関係を継続できることを嬉しく思っております。この合意に向けた継続的なご尽力に対して、モビリティランドの田中薫氏および同社の方々に個人的に感謝申し上げたいと存じます。そして、プロモーターと協力し、鈴鹿でFormula 1の人気を高め、ファン層を増やすことを楽しみにしております」とコメント。

 また、モビリティランド代表取締役社長の田中薫氏は「2022年以降も鈴鹿サーキットでF1日本グランプリを開催することをとても嬉しく思います。契約にあたり、多大なる理解を示してくれたステファノ・ドメニカリ氏をはじめとするFormula 1メンバーに、心から感謝いたします。今後も、世界中のファンに愛される鈴鹿であり続け、モータースポーツ文化の繁栄に貢献できるよう、三重県、鈴鹿市をはじめとする地域の皆さまと力を合わせ、努力を続けてまいります」。

「2022年には鈴鹿サーキットが開業60周年を迎えます。2022年以降のF1日本グランプリ開催に加え、ファンの皆さまに驚き、喜び、感動していただけるよう、歴史と伝統を振り返りながら、未来に向けた新たな挑戦を行なってまいりますので、せひご期待ください」と述べている。

2021年のF1 開幕戦 バーレーンGPで走行する角田裕毅選手